学術会議のせいで、せっかく日本に世界中の優秀な科学者が結集する国際リニアコライダー施設が潰されたと学者が怒りの告発!!日本の技術を遅らせたA級戦犯の学術会議を解散させるべし!!
しんぶん赤旗が報じ、未だに騒ぎが続いている日本学術会議の新規会員の任命の問題。当事者、そして野党のみならず、学会等までが参戦し、「危機感を感じる」などと発信し、国民世論の喚起に躍起だ。(参考)
政府に対しては、批判的な論調ばかりが目立つが、日本学術会議の方を持つ行為は、あまりにも短絡的だ。
しかし、だ。実際は、日本学術会議に対して批判的な立場を取っている学者も大勢いる。そして野党とメディアは、単に政権批判できれば、それだけで良いのだ。
日本学術会議とは左派の巣窟??
野党が必死に「学問の自由」という名の下に、この嘘を使って守ろうとしている日本学術会議。「学者の国会」と言われているからには、自由闊達な議論が行われているものかと思いきや、そうではない。
野党も少しは、日本学術会議の問題点を認識すべきだ。
日本学術会議で元連携会員を務めた東京外国語大学の篠田英朗教授が、日本学術会議内の様子について、次のようにデイリー新潮に語った。
(略)
「このことに加え、使用済み核燃料の処理についてなど、日本学術会議は政府の方針と反する声明や提言を出しています。もともと大学コミュニティは思想的に左に傾いている人も多い。左翼的カルト集団ではありませんが、学術会議はほとんど野党のようなもので、だから政府・自民党と対立するのではないでしょうか」
(略)
なんと、篠田教授曰く、日本学術会議内は、まるで野党勢力の下請け団体のような状況になっていると言うのだ。
そのことを反映してか、政府が建設しようとしていた世界一の大型実験施設である国際リニアコライダーに対して、日本学術会議が否定的な反応を示したため、頓挫したことがあった。
国際リニアコライダーに対して反対を煽った日本学術会議。その後計画は頓挫!
既に学術会議が軍事研究という特定分野の学問の自由を弾圧していたことはわかっている。
だが、彼らはそれだけでなく、
匿名だが、デイリー新潮に対して、理系学部の教授が、日本学術会議の影響力について、次のように語っている。
旧帝国大学の理系学部で教鞭を執る教授が明かす。
「特に理系の研究分野では学術会議の推薦がなければ大型プロジェクトは進みません。
例えば、岩手県と宮城県の山間部に作られる予定だった素粒子の大型実験施設・国際リニアコライダーは、学術会議が最近ネガティブな評価をしたことで政府が及び腰になり、ほとんど計画が頓挫してしまいました」
(略)
「新規の会員は選挙ではなく、別の会員に推挙してもらうことで初めて国に任命される。決め方は非民主的です。自然、思想的にも似た人が集まるので、とてもじゃないですが、学者を代表する組織とはいえません」(同)
(略)
この教授の発言で興味深い点が2点ある。1つは学術会議の反対により、大型実験施設の計画のほとんどが頓挫したこと、二つ目は学術会議の非民主性だ。
教授が指摘する大型実験施設「国際リニアコライダー」は国際協力によって設計開発が推進されている将来加速器計画だ。宮城県と岩手県は、この大型実験施設の東北に誘致しようとしていた。
これが出来ていれば、世界中の一流の物理学者が東北に結集し、地元への経済効果はもちろん、我国の科学の向上にもなっていただろう。
しかし、2018年12月19日、日本学術会議は、「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する所見」を文部科学省に提出し、日本への計画誘致を支持しない立場を鮮明にした。
日本学術会議は声明を反映して、その後策定した、重点大型研究計画に、国際リニアコライダーを選ばなかった。重点大型研究計画は、文部科学省が優先的に進める計画「ロードマップ」策定の際に重視されるため、選定から漏れた影響は大きいとされる。(参考)
この大型実験施設に対して否定的な見解を示した日本学術会議だが、匿名で語った教授の発言が事実ならば、非民主的な手法で会員が推薦されている。そのような組織が、大型の国際プロジェクトの可否を決定するのが適切とは言い難い。
ましては、政府の民主的コントロールすら拒否しようとしている。
非民主的組織が権威を持ち、政府に対して、実質的な権限を行使し、政府が、その権威に対して触れようものなら、大騒ぎをする。このような組織が本当に「学者の国会」と言うことができるのか。
「学者の全人代」、「伏魔殿」な日本学術会議の改革、そして民営化に待ったなしだ。