立憲民主党と共産党との接近が止まらない!!共産党亜流と共産党本流の合流は近い??そして、この野合に呆れ顔な国民民主党!!
菅内閣が誕生して、1カ月が経った。菅内閣の誕生とほぼ同時期にひっそりと誕生したのが新・立憲民主党だ。顔ぶれを見てみても、新・旧立憲民主党の違いは、ぱっと見、人数しかない。
小沢一郎氏らが加わったくらいだろう。
そんな新・立憲民主党だが、顔ぶれを見てみると野田元首相や、岡田元外相、玄葉元外相といった悪夢の民主党政権の顔ぶれが加入している。
今、枝野代表のアタマを悩ませていることは、次期総選挙だ。次期総選挙に向けて、選挙区の候補者調整を進めている。候補者調整と同時並行で行われているのが、日本共産党との選挙協力だ。
日本学術会議の会員任命について、しんぶん赤旗の報道に相乗りした立憲民主党。選挙でも立憲民主党と協力しようとする様は、共産党亜流と共産党本流の合流に向けた動きにすら思える。
共産党亜流の立憲民主党に加わらず、新・国民民主党を結成した勇気ある議員らは、呆れ顔だ。
選挙協力を切望??共産党への接近が止まらない立憲民主党。
立憲民主党と日本共産党が接近し始めたのは、昨年の実施された参議院通常選挙からだ。野党は、政策や理念などお構いなしで、安倍政権(当時)打倒を掲げ、1人区で野合を繰り広げた。
そして更に、接近が如実になったのは、菅総理が誕生した首班指名選挙だった。この首班指名選挙では、日本共産党は、22年ぶりに他党の代表に投票したのだ。しかし、その裏側にはなんと、枝野代表からのお願いがあったのだ。
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投票前の16日午前、国会内で枝野氏と会談した志位氏は「政権交代を実現し、連携をさらに強めていくということで、(枝野氏から)首相指名での協力の要請があった」と記者団に説明。「『野党連合政権』を実現するという我が党の意思表示として、枝野さんに投票すると、その場で申し上げた。枝野さんから『大変光栄だ』という話もあった」と語った。枝野氏の依頼があり、共産も快諾したとの主張だ。
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この日本共産党の志位委員長の発言を、後日、枝野代表は、協力を求めた訳ではないと否定した。(参考)
これでは志位委員長と枝野代表のどちらか一方が嘘をついていることになってしまうのだが、どちらが嘘を付いているかについては、読者の判断にお任せしたい。
接近を強める両党だが、選挙区協力でも接近を試みているのだ。
選挙協力に向けて前向きな日本共産党
次期総選挙が1年以内に行われるため、与野党問わず、選挙に向けた準備を開始した。その選挙に向けた準備のうち、野党内で重要視されているのが、選挙協力だ。
この選挙協力に対して、日本共産党が、思いのほか前のめりな姿勢を示している。日本共産党が秋波を送っているのが、立憲民主党だ。
日本共産党の小池晃書記局長は、記者会見で次のように語った。
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次期衆院選をめぐり、両党は小選挙区で候補者の一本化に向けて協議を進める考え。立民が共産に取り下げを求めるケースが多いとみられる。小池氏は「立民が決断すれば、選挙協力の可能性は大きく広がる」と語った。
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これに対して、立憲民主党の福山哲郎幹事長は、共産党を含む野党との協議を急ぐ考えを示した(参考)。
この立憲民主党と日本共産党との接近について、ジャーナリストの門田隆将氏が面白い発言をしていた。
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この流れに門田氏は「小池晃共産党書記局長が次期衆院選を見据え『(倒閣後の)政権の姿を国民に示す責任がある。決断を求めたい』と共産を含む野党連合政権樹立を立憲民主党に呼び掛けた。日本学術会議問題でも分るように主張が共産党と一体化する立民。いっそ合体し〝立憲共産党〟になって頂きたい」と新政党になることを提言した。
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批判の仕方、そして選挙協力も視野に入れる両党に合併を提案したのだ。
その新党の名は「立憲共産党」。この政党名を見ても違和感を抱く人は少ないはずだ。
政府批判、選挙協力で一体化を進める両党には、国民に分かりやすく、合併して頂きたい。この両党の接近に対して、呆れ顔なのが、合流せずに新・国民民主党を結党した議員たちだ。立憲民主党の日本共産党への接近によって、国民民主党の一部からは、統一会派の離脱論も出始めているのが現状だ。(参考)
極左に接近し、中道左派が離れていった立憲民主党。この政党は日本共産党とともに、日本政界の極左の場所しか居場所がない。
一日も早い「立憲共産党」の結党をお待ちしております。