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珍説!前川喜平氏「学術会議の民間研究者を増やす必要はない。学術の目的は、経済的価値の追求ではなく、学問的価値=真理の追究だ。」「学術と科学技術が別物」と差別発言!!

野党が批判のソースに活用している、天下り斡旋と“出会い系バー通い”で失脚した前川喜平氏。

その前川喜平氏が恐ろしい差別思想を主張し始めた。彼によれば「学術会議の民間研究者を増やす必要はない。学術の目的は、経済的価値の追求ではなく、学問的価値=真理の追究だ。」と、学術会議に企業やシンクタンクの人間は金儲けばかり考えているので増やす必要がないと言うのだ。

しかも前川氏は「学術と科学技術が別物」とまで主張し、恐ろしい理系差別まで展開する。官尊民卑と文系至上主義思想としか思えない前川氏の珍説を見てみよう。

珍説!前川喜平氏「学術会議の民間研究者を増やす必要はない。学術の目的は、経済的価値の追求ではなく、学問的価値=真理の追究だ。」と差別発言!!

11月10日の深夜に前川氏は、恐るべきTweetをした。たった140字なのに問題発言ばかりなので、2つに分けてご紹介しよう。

学術会議の民間研究者を増やす必要はない。学術の目的は、経済的価値の追求ではなく、学問的価値=真理の追究だ。民間研究者は科学技術イノベーション会議に居れば良い。

引用元 https://twitter.com/brahmslover/status/1325830571059146752

前半からして酷い内容だ。

学術会議の民間研究者を増やす必要はないとのご説だが、その根拠は「学術の目的は、経済的価値の追求ではなく、学問的価値=真理の追究だ。」からだそうだ。

これは産業界からの「学術会議のメンバーのうち産業界の占める割合が3%程度にとどまっているとして、産業界からも積極的に加わりたい。」と言う、先日の井上文科大臣への要望への反論であろう。

しかし企業やシンクタンクに所属する研究者は金儲けを追求し、学問的価値を追求していないとは酷い差別だ。まるで大学の学者は純粋に学問的価値を追求しているとでも言いたいかのようだ。

真理の追究に与えられるノーベル化学賞を島津製作所の田中耕一氏が受賞しているが、これも前川氏からすれば金儲けを優先しているので不適当とでも見なしているのか?

所属だけで差別するのは差別である。そして学問の自由は全国民のものであって、一部の学者の専有物ではない。しかし前川氏の発想ではそうではないようだ。恐るべき思想だ。

前川喜平氏「学術と科学技術が別物」と差別発言!!

後半では前川氏は「学術と科学技術が別物」などと言い出した。

文部科学省に科学技術・学術政策局、科学技術・学術審議会、科学技術・学術政策研究所があるのは、学術と科学技術が別物だからだ。

引用元 https://twitter.com/brahmslover/status/1325830571059146752

まったく意味不明だ。理系に親でも殺されたのか?文科省の担当が全てなのか?と恐るべき官尊民卑と文系優越思想を展開する前川氏。

科学技術も人文系も学術であることはアリストテレスの時代から明らかだ。前川氏の教養を疑いたくなる。

仮に文科省の担当が全てだとしても、学術と科学技術が別物であるなら、なぜ文部科学省は、学術と科学技術を“一つの局”に担当させているのか?となる。

いずれにせよ、こんな発想の人物が文科省の事務次官をやっていたことに衝撃を受けざるを得ない。嘆かわしいのは、こういう人物を野党側が錦の御旗として振り回していることだ。ダースベイダーを錦の御旗だと思い込んで、政権批判に明け暮れる野党には呆れるしかない。

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