政府の国民投票法改正案に対し、玉木代表が「私たちは議論する用意はある。」と前向きな反応!!一方、枝野代表は「全力で阻止する!!」と大妨害の姿勢!!枝野代表は玉木代表の爪の垢を煎じて飲むべし!!
臨時国会が召集されて以降、メディアを通じて聞こえてくるのは、臨時国会で審議される重要法案の話ではない。立憲民主党らが騒いでいるだけの日本学術会議関連の報道ばかりが目に付く。
いつからメディアは、立憲民主党の広報機関に成り下がったのか。蓮舫さんの切なる願いを受け入れたのか?
今国会は、立憲民主党らが、政府に対して、日本学術会議の会員任命拒否を追及するためだけに開かれているものでは当然ない。今国会では、新型コロナウイルスのワクチン確保に関する法案、日英EPAの承認を求める議案など、国民生活に直結する重要案件がある。(参考)
重要法案がある今回だが、中でも忘れてはならないのが、国民投票法改正案だ。継続審議が続いている同法案についても、今国会での成立を菅政権は目指している。
国民投票法改正案をめぐっては、立憲民主党の枝野代表の必死の抵抗により、何度も継続審議になってきた。しかし、今国会では風向きが違うのだ。
議論もしないで徹底抗戦をしていた枝野代表
国民投票法改正案は、安倍前総理の時から、憲法審査会にかけられていた。しかし、立憲民主党が、昨年の臨時国会では、審議日程すら決めないというあるまじき戦法を出していた。(参考)
枝野代表に至っては、昨年の臨時国会で次のように語り、国民投票法改正案の成立を頑なに拒否していた。
立憲民主党の枝野幸男代表は17日、衆院憲法審査会で与党が国民投票法改正案の今週中の採決を目指していることについて「CM規制の話を全く議論していない。ふらちなこと(採決)に出てくるのであれば全力を挙げて阻止する」とけん制した。東京都内で記者団の質問に答えた。
国民主権の現われである憲法改正。その手続法の制定すら否定する姿勢は、果たして、国会議員としての職責を果たしていると言えるのか。
国民投票法改正案の内容が気に入らないのであれば、憲法審査会での審議に応じるのが筋なはずだ。
昨年の臨時国会では、枝野代表が徹底抗戦をしてた国民投票法改正案だが、今国会では、様相が違うのだ。
国民投票法改正案に向けた動きが活発化!!
枝野代表によって、拒まれ続けた国民投票法改正案。今国会では、審議に向けた具体的な動きが活発化してきた。
極左勢力と距離を置いた国民民主党の玉木代表が、自民党の憲法改正推進本部の衛藤本部長と会談したのだ。
自民党憲法改正推進本部の衛藤征士郎本部長と国民民主党の玉木雄一郎代表が5日、東京都内で会談していたことが分かった。衛藤氏は、国会の憲法審査会での議論に積極的に加わるよう要請した。自由討議を想定しているとみられる。関係者が6日、明らかにした。
今国会で憲法審は実質的審議に入れておらず、自民は今月中旬の開催を目指している。
関係者によると、衛藤氏は「憲法審で協力してほしい」と呼び掛け、玉木氏は「私たちは議論する用意はある。与野党できちんと論議できる静かな環境を整えてほしい」と指摘した。衛藤氏は「分かった」と応じた。
なんと玉木代表は、「議論する用意がある」と語ったのだ。極左勢力である立憲民主党と距離を取ったが故に、ようやくまともな論戦ができそうだ。
玉木代表の行動について、立憲民主党の幹部は恨み節だ。(参考)
与党・公明党の北側憲法調査会長も、「法案は有権者の利便性を向上させる内容だ。今の国会は会期が短いが、できれば来週にも衆議院憲法審査会の幹事懇談会を開き、きちんと成立させたい」と語り、今国会での成立に意欲を示した。(参考)
北側氏の言葉通り、国民投票法改正案は、有権者の利便性を向上させるもの。枝野代表は不満点があるなら議論に応じるべきだ。
「日本学術会議」に明け暮れる前に、枝野代表には、国民の為に働いていただきたい。それが出来ないなら、遅くとも次の総選挙で、立憲民主党には有権者の厳しい審判が下されることなる。
少しは玉木代表の爪の垢を煎じて飲んでみてはどうなのか?