ブーメラン!小沢一郎氏「言いたい放題の安倍前総理はもはや他人事で、何も感じないのか?」 → 鳩山、菅、野田の3元首相への批判ですか??政党壊し屋で、東日本大震災時に地元に行かなかった小沢さんに言う資格あるの??
宮沢政権、細川政権、羽田政権、新進党、自由党、自自連立、民主党政権、未来の党、旧国民民主党と数多くの政権や政党を内部から壊してきた、“壊し屋”の異名を持つ小沢一郎議員。
現在は立憲民主党に潜り込んだ小沢氏だが、ご自身のやってきた所業を忘れたかのように、安倍前総理を「他人事のように言いたい放題の鈍感」などと誹謗中傷にお熱だ。しかも小沢氏は、安倍総理の金融政策や最近の出口政策の議論をまったく理解していない政策オンチぶりも露呈した。さすが政局しか考えていない方は違う。
そもそもそれを言うならば、鳩山・菅・野田の3元首相こそ批判されるべきであろうし、政党壊し屋で、東日本大震災直後に長らく地元に行かなかった小沢氏こそ言う資格はない。まるで他人事そのものだ。
小沢一郎氏「言いたい放題の安倍前総理はもはや他人事で、何も感じないのか?」
立憲民主党の小沢議員はTwitterで珍説を投稿した。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が18日、自身のツイッターを更新。日本銀行の影響力の肥大化に警鐘を鳴らした。
(中略)
「いよいよ日銀が日本企業最大の株主に。安倍政権以降で『どうせ日銀が買ってくれるだろう』と企業経営者や株式市場は『日銀中毒』になってしまった。市場破裂のリスクも巨大化」と危惧すると、「『事実上政策ターゲットに到達した』と言いたい放題の前総理はもはや他人事で、何も感じないのか?」と安倍晋三前首相(66)を名指しで批判していた。
こんなのは後出しじゃんけんの極みだ。
確かにこれほどまでの日銀の購入が不健全と言うのはあるだろう。しかし日銀によるETFは株価の維持の為ではなく、金融緩和の為である。この金融緩和はデフレから脱却し、経済成長するためであった。
その目論見は大成功した。金融緩和によって市場に資金があふれ、さまざまな当時が進み、雇用も経済成長も回復した。小沢氏が大幹部だった民主党政権時代ではついに起きなかった経済成長が復活したのである。
副作用を論じる前に、その副作用をはるかに上回る効果があったことを無視する小沢氏は卑怯か、経済政策に無関心かのどちらかだ。政策開始から10年もたって批判すること自体がおかしい。逆に10年以上も継続しないと批判が出ないこと自体が政策の有効性を物語っている。
そして今、この副作用を除去する議論も始まっている。この日銀によるETF購入の立案に関与した日銀OBからは、「日銀が買った上ETFを最終的に個人に直接譲渡して保有してもらうべき」と言う出口政策が提案されている。(参考)
黒田東彦総裁のもとで2017年まで理事を務めた櫛田誠希氏からこのような観測気球が出ること自体が、日銀内部で出口戦略が進みつつあると言うことであろう。小沢氏がいかに頓珍漢かよくわかる。
鳩山、菅、野田の3元首相への批判ですか??政党壊し屋で、東日本大震災時に地元に行かなかった小沢さんに言う資格あるの??
そもそも小沢議員の勘違いは根本的なものだ。
我々は「鳩山、菅、野田の憲政史上でも3大無能首相を忘れていませんか?」と小沢議員に問わねばならない。
いずれも自分たちが過去にやらかした国益の破壊はもはや他人事で、何も感じないとしか思えない発言を繰り返している。
鳩山首相は日米同盟を破壊し、“鳩山不況”と呼ばれる不況を招き、我国の内政外交を破壊した。菅首相は外交で何もできず、尖閣諸島沖漁船衝突事故で中国に妥協を重ね、東日本大震災でまともな対応もできずに被害を悪化させ、環境破壊のソーラーパネルを日本中にばらまいた。野田首相は答弁は棒読みだった上に、増税にしか関心がなく、無能な連中を何人も防衛大臣に任命した。
にもかかわらず、鳩山・菅・野田の3元首相は言いたい放題を今も繰り返している。
小沢氏自身もそうだ。選挙で国民の負託を受けた政党を無責任に破壊を続け、最近でも国民民主党を破壊し、立憲民主党に乗り換えた。東日本大震災後も長らく地元に入らず、東京に居座り続けた。(参考)
安倍前総理も、国民も、こんな人にどうのこうの言われたくない。
政党を作っては壊すばかりで、ロクに国会質問も行わない、政局ばかりの小沢議員。これ以上、恥の上塗りをするのではなく、国会議員を辞してロビイストか不動産王にでも転職してはいかがだろうか。