• HOME
  • 地方議員 , 政治ニュース
  • やめるのやめた!川勝知事、当選時に「沼津駅高架の強制収用は絶対にしない」と主張し、独断で沼津市の計画を止める → 有識者会議しぶしぶ方針転換。市も住民もJRも知事の暴走に振り回される!!

やめるのやめた!川勝知事、当選時に「沼津駅高架の強制収用は絶対にしない」と主張し、独断で沼津市の計画を止める → 有識者会議しぶしぶ方針転換。市も住民もJRも知事の暴走に振り回される!!

川勝平太静岡県知事は、JR沼津駅周辺総合整備事業に伴い、新貨物ターミナル整備予定地の反対派地権者に対する強制収用の手続きに入った。

川勝知事は当選当時に「絶対に強制収用は行わない!」と宣言し、独断で事業を凍結させていたのだが、有識者会議の報告を受けて、渋々事業を再開したのである。沼津市も住民もJRも川勝知事の“独断”にいい迷惑だ。

どれだけの時間を無駄に浪費したのか?川勝知事の責任は重い。

「やめるのやめた!」川勝知事が方向転換で強制収用の手続きに

川勝知事は、沼津駅鉄道高架事業をめぐり、強制収用の手続きに入った。当選当初は「絶対に強制収用は行わない」と言っていたのにだ。

川勝平太静岡県知事は11月10日、JR沼津駅周辺総合整備事業に伴い、新貨物ターミナル整備予定地の反対派地権者に対する強制収用の手続きに入ったことを明らかにした。

2009年7月、初当選した川勝知事は「絶対に強制収用は行わない」と事業の見直しを宣言、翌年には「貨物駅不要論」を唱えたため、一時、事業はストップしていた。その後10年間、紆余曲折を経たが、強制収用の実施で、来年春から静岡県東部の拠点都市・沼津で総額約2000億円の大型事業が本格的にスタートする。

(出典 東洋経済ONLINE)

引用元 強制収用へ一転、静岡知事が翻弄「沼津駅高架」

この事業は、道路整備、土地区画整理事業などによって、渋滞緩和や防災上の安全、駅周辺の活性化などを図っていく目的で、1988年に当時の沼津市長が鉄道の高架化を表明。それから約20年かけて、計画が行われ事業認可を取得した。まさに、沼津市を挙げての事業だった。

20年かけた沼津市の計画を見事にちゃぶ台返し!川勝知事の独裁ぶりが発揮!背景には民主党政権の事業仕分け!!!

しかし、2009年に川勝知事が誕生した途端に、「貨物駅不要論」を唱えたため計画はストップしたのだ。

その背景には「悪夢の民主党政権」の姿があった。

しかし、公共事業見直しを公約とした民主党などの推薦で初当選した川勝知事は2009年10月、沼津駅高架事業について「話し合いで土地の買収を進める」として「強制収用」を全面的に否定、静岡県初の事業仕分けの対象に選んだ。事業仕分けでは5人の委員全員一致で「要改善」とされ、「コストの透明性確保」、「県民の理解を得る」の2つの注文が付けられた。

(出典 日テレ)

知事は2010年1月23日、高架事業の賛成派、反対派が一堂に会した集会に出席、その席で突然、「貨物駅不要論」を提唱した。JRの貨物取扱量のうち沼津分は0.4%弱にすぎないと指摘して、「ゼロに等しい数字。貨物駅を移す必要があるのか」と述べ、沼津に貨物駅は不要であり、原地区の土地買収を伴わない事業推進を打ち出した。反対派は、貨物駅を移転せず廃止してしまい、原地区の土地買収は不要となる知事提案に大きな期待を抱いた。計画策定から約20年たった時点で、知事が事業の枠組みを根底から変えてしまったのだ。

(出典 中日新聞)

引用元 強制収用へ一転、静岡知事が翻弄「沼津駅高架」

沼津市肝いりの事業を、川勝知事の独断でストップさせてしまった。

まさに、川勝知事の鶴の一声で事業が暗礁に乗り上げてしまったのだ。その背景には民主党政権の「事業仕分け」があったというオマケ付きだ。

これには反対派も希望を抱いただろう。記事を見てもその様子はうかがえる。

事業を進めるには貨物駅を移す必要があるのだが、川勝知事は「沼津に貨物駅は不要」と、またも独裁ぶりを発揮した。

これに困惑したのが沼津市だ。

いちばん驚き、混乱したのは、寝耳に水の沼津市だった。鉄道高架事業は貨物駅の移転抜きでは前進しないため、県と市は共同でJR貨物に沼津駅から移転してほしいと要請、了解も得ていた。知事の「貨物駅不要論」で、移転ではなく貨物ターミナルの立ち退きのみを迫られたJR貨物は「輸送拠点として貨物駅の必要性は大きい」など不快感を示した。

引用元 強制収用へ一転、静岡知事が翻弄「沼津駅高架」

沼津市は、突然突き付けられた知事の発言に困惑するしかなかった。20年かけて練り上げ、根回しをしてきたのに、一瞬で崩れ去ったのだから無理もあるまい。JR貨物も不快感を示すのは当然だ。川勝知事は自分がどれだけえらいと思っているのだろうか?

知事が「貨物駅不要論」を撤回。ようやく振り出しに。川勝知事はどれだけの無駄な時間を作ったか

有識者会議では「移転が妥当」と知事に報告。紆余曲折を経て事業再開になった。

それから4年ほどして、知事は「貨物駅不要論」を取り下げて、県議会で高架事業の推進を明言した。低環境負荷の大量輸送手段であり、阪神・淡路大震災、東日本大震災でトラック輸送に頼った脆弱性が明らかになり、貨物ターミナルの整備がいかに重要かを理解したことで知事は方針を転換したようだ。

2014年9月県議会で川勝知事は事業推進を表明、ようやく振り出しに戻った。そこから再スタートとなったが、用地確保は困難を極めた。

(沼津市、県側と地権者側が意見を交わした県収用委の審理 出典 東京新聞)

引用元 強制収用へ一転、静岡知事が翻弄「沼津駅高架」

有識者会議に、報告でやっと事業を再開させた川勝知事。なぜ最初から有識者会議にかけなかったのか?そうすればこれほど無駄な時間を費やさなかったのに。

自分がゴネれば、それが認められると思っていたのだろうか?そして、一転、立場が逆転したのが反対派住民だ。知事の発言に希望を抱き、すっかりその気になっていたのに急に谷底に突き落とされたのだから。これも民主党鳩山政権の「辺野古移転」とまるで同じだ。沖縄では現在も反対派が猛反発をしている。

民主党鳩山政権と同じことを川勝知事は行ったのだ。「用地確保は困難を極めた」とあるが当然だ。川勝知事がまいた種なのだ。川勝知事が責任を持って、即時辞職すべきだ。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!