無節操!3月の枝野代表「緊急事態宣言は私権制限だ!」 → 12月の枝野代表「地域を限定して緊急事態宣言を再発令しろ!」 → 青木理氏「野党が私権制限しろとか言うな!」
新型コロナウイルスの感染再拡大を前にして、政権批判という一点だけでは一致する左派が、毎度おなじみの内ゲバを「緊急事態」をめぐってしている。
枝野代表は、春先には、緊急事態宣言に慎重な姿勢を示したにも関わらず、今回は緊急事態宣言に積極的な姿勢を示している。枝野代表の態度変更を臨機応変といえば、聞こえは良いが、ただの無節操だ。
この枝野代表の変節っぷりに噛みついたのは、自称ジャーナリスト、政権批判の急先鋒の青木理氏だ。
事ある毎に内ゲバをする左派陣営。不快極まりないので、人の目につかないところでやってもらいたい。
枝野代表、見事な変節っぷりを披露!
緊急事態宣言の発出。春先の安倍前総理が英断を下す前、枝野代表は、慎重な姿勢を崩していなかった。
慎重な姿勢だった理由は、ただ一つ。立憲民主党を結党以降、無責任な言動を繰り返してきたため、責任の一端を担いたくなかったからだ。
春先の枝野代表は、「私権制限」を盾に慎重な姿勢を見せていた。
安倍晋三首相(自民党総裁)が野党とのリレー党首会談で協力を要請した特別措置法改正。会談後、首相は「最悪の事態も想定しながら」と述べ、特措法で可能になる緊急事態宣言に言及しました。しかし、野党からは「私権制限が大きい」(立憲の枝野幸男代表)などと強い懸念が示され、連立与党の公明からも必要性に疑問が投げかけられました。
なんとも都合の良い言葉を見つけたものだ。枝野代表の責任回避能力は、国会議員の中でもずば抜けて高いのではないか。
春先には、慎重姿勢だった枝野代表だが、12月18日は、次のような発言を行った。
立憲民主党の枝野幸男代表は18日、新型コロナウイルス感染者の増加を踏まえ、地域を限定して緊急事態宣言を再発令するよう政府に求める考えを示した。国会内で記者団に語った。
見事なまでの変節だ。枝野代表は、本当にそのように思って発言しているのか。臨時国会で、日本学術会議に専念し、新型コロナウイルス対応を置き去りにしていたことの挽回でも図ろうとしているのではないか。
この枝野代表の変節に、噛みついたのが、同じ左派陣営の自称ジャーナリスト、青木理氏だ。
青木理氏、冷静に枝野代表の姿勢が、本来の野党の姿勢とは違うと批判!
青木氏といえば、メディアきっての政権批判をする人物だ。政権批判という点では、枝野代表と一致しているが、今回の枝野代表の変節には、納得がいっていない様子だ。
枝野代表が求めた緊急事態宣言の再発出に対して、次のような言葉を並べ、批判的な姿勢を示した。
青木氏は「緊急事態宣言を出せっていうことを野党は言っていて、一部のメディアも言っているんですが、これは野党とかメディアが主権制限を伴うような宣言を出せ出せってある種、求めていくのは少し違うと思う」と指摘。
その上で「むしろ政権が緊急事態宣言を出すって時に、どこまで主権制限を許すのかチェックする議論をするような形、役割を野党やメディアが果たさなければいけない」と自身の考えを述べた。
青木氏の枝野代表に対して言葉を聞けば、枝野代表の言動に微塵も納得していないことがよくわかる。これは青木理氏の方が筋が通っている。
枝野代表はかつて私権制限するなと言いながら、何の総括もなく、今になって私権制限しろとは筋が通らない。しかも経済的ダメージをどう考えているのか。軽々しい変節としか言いようがない。
政策はおろか、理念すら一致せず、一貫性もないのが左派陣営だ。政権批判という一点のみをもって集結する彼らの存在が、我国の成長を妨げる最大の要因だ。
左派陣営には好きなだけ内ゲバを繰り返してもらいたい。そして、衰退の道を歩むことを願わずにはいられない。