悪質な印象操作!反ワクチンを煽るイエロージャーナリズム・日刊ゲンダイ!ノルウェーの事例でワクチンを印象操作!ちゃんとノルウェーの情報を見てますか??
全世界で接種が行われている新型コロナのワクチン。政府関係者によると、ファイザー社製のワクチンが2月中旬以降、我国に順次届く見通しだ。(参考)
我国が契約したワクチンは、ファイザー社製のワクチンが1億4400万回分、アストラゼネカ社製のワクチンが1億2000万回分、モデルナ社製のワクチンが5000万回分となっている。
いざワクチン接種が近づくと、反ワクチンとも取れる報道をし始めたタブロイド紙がある。それが日刊ゲンダイだ。
信念をもって政府批判をしているなら構わないが、国民の命を救うワクチン接種を妨害する情報を垂れ流すなど、言語道断!許されることではない。
しかもノルウェーの事例で、日刊ゲンダイは不安を煽っているが、ノルウェーの事例を切り取って報道しているに過ぎない。不安を煽るために、切り取って報道すること、それがイエロージャーナリズム・日刊ゲンダイのやり方だ。
日刊ゲンダイ、不安を煽るために切り取り報道!!
菅政権はワクチン接種担当大臣を設置し、ブルドーザー・河野太郎氏を任命するなど、一日も早いワクチン接種を目指している。
このワクチン接種をめぐって、不要な不安を煽っているメディアが多いが、その一つが日刊ゲンダイだ。
なんのために不安を煽る意味があるのか?答えは簡単だ。単にお馴染みの政権を批判して叩きたいだけだ。
日刊ゲンダイは、ノルウェーの接種事例を次のように報じた。
一足早く接種が始まった欧米では、ワクチンの安全性が問題になり始めている。ノルウェー政府は16日、「重い基礎疾患がある高齢者にとってファイザー製ワクチンはリスクが高過ぎる可能性がある」と表明した。
ノルウェーでは、これまで重症化リスクが高い高齢者を中心に約4万2000人が米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンの接種を受けた。そのうち29人の高齢者が接種後、短時間で死亡したという。
日刊ゲンダイが報じたように、確かにノルウェーでは、ワクチン接種をした高齢者が亡くなった。
しかし、このノルウェーの事例に対して、ノルウェー政府の保健衛生当局が違う見解を報じているのだ。
必死に不安を煽りたい日刊ゲンダイ、ノルウェーからの情報をちゃんと見てますか??
日刊ゲンダイが、ワクチンの不安を煽る記事を配信したのは、1月19日。同日、CNNもノルウェーの事例を報じていたが、日刊ゲンダイとは異なり、切り取りもせず、客観的な報道をしていた。
ノルウェーでは14日までに、4万2000人が第1回の接種を済ませた。ほかの多くの国と同様、新型ウイルス感染の重症化リスクが特に高いグループとして、基礎疾患のある高齢者や介護施設の入居者が優先されている。
ノルウェー医薬品局(NOMA)は声明で、対象グループの性質上、死亡がワクチン接種の時期と重なる例も想定されると指摘。国内の介護施設や長期療養施設では週に平均400人が死亡すると説明している。
専門家らの間でも、今のところワクチン接種と死亡の因果関係を示す証拠はなく、患者が接種直後に偶然死亡することもあり得るとの見方が強い。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、介護施設の入居者のうち、ワクチン接種を受けていないグループの死亡率を調べることが先決だと強調した。
日刊ゲンダイは死亡とワクチンの因果関係を印象付けたいようだが、専門家らの見方は、因果関係を示す証拠はないというもの。
アメリカのファウチ・国立アレルギー感染症研究所所長も、死亡とワクチンとの間の因果関係を断定していない。
CNNの報道を見れば、日刊ゲンダイの報道の仕方が、どれだけ不安を煽るという「意図」が盛り込まれているのかがわかるはずだ。
つまり、新型コロナを利用し、自らに利するように行動するのは野党だけではなく、日刊ゲンダイのようなメディアも同様だ。
メディアが報じるワクチン報道は、もはや眉に唾を付けなくてはならない。
今後、ワクチン接種の具体的日程が明らかになれば、さらに反ワクチンの報道が噴出することになるはずだ。菅総理、田村厚労相、河野ワクチン接種担当相には、反ワクチン運動に惑わされることなく、着実なワクチン接種環境の整備、そして接種を進めていって頂きたい。