珍説!川勝知事「(大都市を結ぶ)リニアが感染ベルトになりかねない」 → 新幹線は?飛行機は?日本を鎖国しろとでもいうのか?反リニアにコロナを利用するのは辞めてください!
新型コロナをめぐって、迷走する川勝平太静岡県知事。一連の帰省問題然り、緊急事態宣言然り。静岡県民を振り回している知事だが、川勝知事と言えばやはり、反リニアの急先鋒だ。
川勝知事は、これまで大井川中下流域の水問題を訴え、リニア事業に真っ向から反対してきた。
そんな川勝知事だが、今度はリニア反対に新型コロナを利用してきた。
川勝知事は「リニアがコロナの感染ベルトになりかねない」と、とんでもない意見を述べたのだ。さすがにこれには開いた口が塞がらない。
川勝知事「リニアが感染ベルトになりかねない」と、反リニアにコロナを利用!!
川勝知事の4選目出馬を問われたインタビューで、残り任期の半年で重点を置くテーマとして「リニア問題」と「コロナ対策」ではないかという話題になった。その際の川勝知事の発言が驚愕なものだった。
川勝知事:「コロナの時代に本当にリニアが要りますか…ということで、これはもっともな問い。コロナは大事、リニアも大事、元々、別々の問題だったが、今はこのアフターコロナの時代に、本当にまた似たようなことが起こってきたときにどうするかという時に、リニアは日本の国益に資するのかどうかと。(感染者全体で)3大都市圏が4人に3人の割合、そこを結んで一つの都市圏にしようという計画。リニアが感染ベルトになりかねない」
驚くべき発言だ。
川勝知事理論で言えば、新幹線もダメということだ。もちろん、海外の大都市を結ぶ飛行機もダメということになる。まったくのナンセンスだ。
川勝知事は「人は徒歩で移動しろ。そして技術革新はするな」と言っているに等しい。鎖国しろとでもいうのか?
なにより、リニアの反対に新型コロナをこじつけるのが卑怯この上ない。そして、川勝知事はこのコロナ禍が2027年まで続くと思っているのだろうか?静岡県はそんな無能な知事に県政を委ねているのか。
川勝知事は、目先のリニア反対とコロナを結び付け、完全に大局を見失っている。
大阪府・吉村知事リニア工事延期「納得していない」「自治権としてやりすぎだ」
リニア反対に近視眼的な川勝知事に対し、吉村洋文大阪府知事は、リニア中央新幹線の大阪延伸が目標の2037年から延期する可能性に「納得していない」と述べた。
吉村知事は静岡県に対し「水問題を軽視しているわけではない」とした上で、「国家プロジェクトを完全に止める権限が自治体にあるのであれば、自治権としてやりすぎだ」と苦言を呈した。「地方の意見を聞いた上で合意できない場合は、国家として進める手続きがいまの日本には必要だ」と強調した。
何でもかんでも反リニアの材料に利用する川勝知事に対し、吉村知事は国家プロジェクトを優先するべしと述べている。
もちろん、吉村知事には経済効果、地方創生、様々な大局が見えているからに他ならない。
そして、「水問題を軽視しているわけではない」ということは、自治体も問題解決に協力すべきという意味が込められているのだ。
新型コロナに関しても、賛否はあれども独自の方針で府民を守り、政府に頼るべきは頼るという柔軟な対応を見せる吉村知事と、自らのしがらみで頑なに政府の助力を拒もうとする川勝知事。
どちらが県民(府民)のためを思っているか明らかだ。
夏には知事選がやってくる。このままだと川勝知事が出馬するのではないかと思われる。強力な対抗馬が出てくるのを強く希望する。そして、静岡県を導いていただきたいと切に願う。