大正論!橋下徹氏「学術会議で騒いだ人たちが、今度は首相に人事権がない東京五輪会長を辞職させろと騒いでいる!不思議だ。学術会議は、今こそ首相は森さんの人事に口を出すなと騒げ!」と痛烈な指摘!!
もはや誰も騒がなくなった日本学術会議を巡る珍騒動。このことは我々国民はよく覚えておくべきだ。つまり野党やメディアが騒ぐことこそ我々には重要でないと言うことだ。無視しておいた方が自分のためであることをしっかりと勉強させていただく珍騒動だった。
そして、そうした人たちが今、その際に法律上保証されている人事権を行使した菅総理に対し、抗議した人々が真逆の主張を菅総理に押し付けている。
何と東京五輪委員会長に対し、法律上の人事権を持たない菅総理に、あるはずもない人事権を行使して森会長を辞職させろと大騒ぎしているのだ。
その場その場で自分たちに都合の良いことを主張しているだけとしか思えない人々のこの実態を、橋下徹元大阪市長が暴いたのでご紹介しよう。また橋下氏は森会長の貢献についても述べている。
大正論!橋下徹氏「学術会議で騒いだ人たちが、今度は首相に人事権がない東京五輪会長を辞職させろと騒いでいる!不思議だ。学術会議は、今こそ首相は森さんの人事に口を出すなと騒げ!」と痛烈な指摘!!
橋下徹氏は、2月6日のTWITTER投稿で次のように述べた。
法律上首相に任命権がある学術会議会員について、首相が任命拒否したら権利の濫用だと大騒ぎしていた人たちが、今度は法律上首相に任命権も解任権もないオリンピック組織委員会会長を辞職させよと騒いでいる。
不思議だ。学術会議は、今こそ首相は森さんの人事に口を出すなと騒げ!
引用元 https://twitter.com/hashimoto_lo/status/1357968401264644099
全くその通りである。
日本学術会議法は、会員を学術会議の推薦に基づき総理が任命すると規定している。会員には特別職の国家公務員として手当も支払われる。日本学術会議に対し、総理の任命権があるのは明らかだ。
一方、東京五輪委員会は、日本オリンピック委員会と東京都が設置した公益財団法人で、菅総理は全く関係ない。強いて言えば、小池都知事に言うべきだろう。しかし、学術会議で菅総理をボロクソに批判した人たちは、菅総理にありもしない人事権を行使しろと迫っているのだ。
いったいこの人たちに一貫性だとか、人事権に対する抑制とかはあるのか?
大正論!橋下徹氏「森会長は五輪の大変な準備業務をやっていた。その点は国民は感謝しないといけない!」と指摘!!
また橋下氏は2月7日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、森氏は辞職して裏方に回るべきとしながらも、その貢献を以下のように指摘した。
橋下氏は今回の問題で「森さん今、ボロッカスに言われてますけど、森さん、民間人で僕らがきちんと抑えておかないといけないのは、7年ちょっとに渡って五輪のものすごい大変な準備業務をやっていたわけですよ。
その点については、我々、国民は感謝しないといけない。だって五輪を楽しむだけ楽しんで。準備をしてきた人の苦労を無視するのはおかしな話なんで、森さんにはこの点はありがとうございますっていう気持ちをもった上で」とした。
その通りである。
森会長は一銭も受け取らずに7年間、最後のご奉公として、面倒かつ利害関係が輻輳する東京五輪の準備にいそしんできた。全責任を取るつもりでやってきたのである。
それなのに今になって、もはや民間人に過ぎない、基礎疾患を持つ、残り寿命の少ない老人をボロクソに叩いている。こんな破廉恥な話はない。
功に報いるに罰を用いるような社会であってはよくない。今、日頃のうっぷんを晴らすために森会長を好き勝手に誹謗中傷するのは破廉恥な行為であるとお気付き頂きたい。一貫性も羞恥心もない人々の猛省を望む。