矛盾!川勝知事「感染拡大緊急警報は継続する!一方で不要不急の外出自粛要請を終了する!」 → 本当にコロナを収束させる気があるの?令和の一休さんを募集しているの??
菅政権によるコロナ対策が成功しつつある。ついに東京の感染者も200人程度になった。
しかし油断は禁物であることから、菅政権は緊急事態宣言を10都府県では1カ月間延長すると決定した。
静岡県も新型コロナウイルスの「感染拡大緊急警報」を継続すると発表している。変異株が発見されたこともあり、政府と同じく、県が独自に出した「感染拡大緊急警報」を続けると言うことだ。
ここまでは良いのだが、川勝知事は「感染拡大緊急警報」は継続させるが、「県内における不要不急の外出自粛要請を終了」と、訳の分からないことを言い出したのだ。令和の一休さんの登場を待っているのか?
川勝知事「感染拡大緊急警報は継続する!一方で不要不急の外出自粛要請を終了する!」。本当にコロナを抑え込む気があるの??
10都府県での緊急事態宣言延長に倣い、静岡県も「感染拡大緊急警報」を継続。静岡県は変異種の確認もされており、神奈川県と愛知県に挟まれていることから、当然の判断だと思われる。
川勝知事もやっと真剣に取り組む気になったのかと思った矢先に、「不要不急の外出自粛要請を終了します」と言い出した。
<川勝平太知事>「本県は東西を緊急事態宣言発出県に挟まれており、今後も感染拡大リスクが高いと考えられ、本県の医療提供体制もひっ迫が懸念されています」
先ほど開いた記者会見で川勝知事は、県が独自に出した「感染拡大緊急警報」を続けるとして、引き続き感染防止対策を徹底してほしいと県民に呼びかけました。
警報を続ける理由について、隣接する首都圏や愛知などへの緊急事態宣言の延長を国が決めたことや、県内で変異ウイルスの市中感染が確認されてから2週間ほどしか経っていないことなどを挙げました。
一方で、県内における不要不急の外出自粛の要請を終了するとしました。
<川勝平太知事>「変異株の関連情報がある程度蓄積され、県内の感染者数や病床の占有率も低下してきたことから、県内における不要不急の外出自粛要請を終了します」
!?
これには静岡県民も困惑するはず。
しかも、「本県の医療提供体制もひっ迫が懸念されています」と言いながら「県内の感染者数や病床の占有率も低下してきた」と、まるで別人が述べているようなコメントをしている。
しかし、これは紛れもなく川勝知事の発言であるし、同じ会見での発言だ。
いかに川勝県政がちぐはぐで危機管理がなっていないかがよくわかる。それと同時に、川勝知事は本気でコロナを抑え込む気があるのかと疑いたくなる。
川勝知事、緊急事態宣言と不要不急の外出を控えることはセットですよ!!
本来、緊急事態宣言と不要不急の外出を控えることはセットでなくてはいけないはずなのだ。
内閣官房のホームページの「新型コロナウイルス感染対策」では、緊急事態宣言の期間中で、政府は国民に対して、不要不急の外出や移動について、感染拡大予防のため、自粛を要請。イベントなどの開催参加の自粛。施設の使用の制限。テレワークの推進。などの取り組みをお願いしている。
政府は、不要不急の外出を項目の1番にしていることからも、感染を抑え込むには不要不急の外出を控えることがいかに重要かがわかる。
それに、抑え込まれた状況から不要不急の外出を解除すれば、必ずタガが外れる。川勝知事は、抑圧された状況から解放されたら人はどうなるか想像できないのか??
これではどんどん不要不急の外出が起きかねない。
しかも、川勝知事はGoTo一時停止をめぐり「感染の蔓延が止まらないのでやむを得ない。適切な措置だ。人の動きを促す政策なので、感染の収束には止めるしかなかった。いつ止めるのかと思っていた」と述べていた。(参考)
感染の収束には、人の動きを止めなくてはいけないと述べている。
川勝知事は一体、何をしたいのか。少なくとも多くの県民は、この知事の矛盾した言動を感じているはずだ。
今年実施予定の静岡県知事選挙では、静岡県民は、川勝県政に対して審判をくださなくてはならない。