大正論!国民民主党が長野県の「野合」に異議を申す!!長野県の候補が立民や共産党の県組織などと「日米同盟是正」「原発ゼロ」を盛り込んだ協定を結んだことで、協力を見直しへ!枝野さん、これがまっとうな政治ですよ!!
4月に実施される参議院長野選挙区で行われる補欠選挙では、立憲民主党が、羽田次郎氏を公認で擁立することを明らかにしている。
立憲民主党は羽田氏を擁立するにあたり、2019年の参議院選挙時と同様に各党に協力をお願いしている。
しかし、だ。選挙を来月に控えている中、所詮は「野合」統一候補だ。早くも綻びを見せている。
大事な国政選挙を野合という茶番の舞台にしようとしているように見えてしまう野党各党には、国会にいる必要性は感じない。
世襲候補を推す野党各党の怪!!
参議院長野選挙区の補欠選挙に立候補することになった羽田次郎氏。兄は新型コロナによって急逝された羽田雄一郎氏、そして父は羽田孜元首相だ。
羽田孜元首相は衆議院議員だったいうこともあり、厳密な意味では「世襲」とは異なるのかも知れない。しかし、父と兄、そして今度は弟の一族で長野を地盤にしていることを考えれば世襲と言えるだろう。
この羽田氏をめぐって、野党各党の県の組織が野党統一候補にすることを決めた。
4月の参院長野選挙区補欠選挙を巡り、立憲民主、共産、社民3党の県組織の代表は27日、長野市内の会合で、立民の新人羽田次郎氏(51)を野党統一候補とすることで合意した。
羽田氏は同日、3党の県組織との政策協定に調印した。調印に先立ち「野党の議席を減らさない。次の衆院選に向けて政権交代に手が届くよう精いっぱい頑張る」と意欲を述べた。
政治理念を同じくしている者が選挙協力をするなら頷けるし、当然だ。果たして、この政策協定に調印した3党は政治理念を共有しているのか???
とてもそうは思えない。立憲民主党と共産党は国会のスキャンダル追及では足並みをそろえているが、重要法案ではてんでバラバラだからだ。
政策が一致しない「野合統一候補」を擁立することに躊躇すらない野党だが、野党の1つである国民民主党がこの政策協定に噛みついた。
一枚岩ではない??野合も廃れた??
着々と補欠選挙に向けて準備が進む長野選挙区。「野合統一候補」も擁立し、後は選挙戦を迎えるだけかと思いきや、思わぬところから横槍が入った。
何と国民民主党が、支援対策の見直しを含めて、再検討することを明らかにしたのだ。
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は5日の記者会見で、4月25日投開票の参院長野選挙区補欠選挙に立憲民主党公認で立候補予定の羽田次郎氏(51)への支援体制について、見直しを含めて再検討することを明らかにした。羽田氏が立民や共産党の県組織などと「日米同盟是正」「原発ゼロ」を盛り込んだ協定を結んだことが判明したため。
榛葉氏は党として羽田氏に説明を求める考えを示した。
羽田氏は、昨年末に急逝した羽田雄一郎元国土交通相の弟。国民は今月3日、羽田氏の推薦を決めていた。
羽田氏の支援見直しを含めて再検討することを明らかにした国民民主党の榛葉幹事長だが、安全保障の政策に関して、「尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で、これだけ中国の海警法を含めて問題になっているときに、日米同盟を見直すのはあり得ない」とも語っている。
榛葉幹事長の言う通りだ。「日米同盟是正」を盛り込んだ政策協定は、我国の置かれた安全保障環境を認識していないに等しい。
このような政策協定に異論を唱え、協力関係見直しを表明するのはまっとうだ。これが本当のまっとうな政治だ。
この政策協定によって明らかになったのは、野党第一党として政権交代も視野に入れる立憲民主党の我国の安全保障環境への認識だ。よくも「政権交代」という言葉を口にできたと呆れてものも言えない。
選挙に勝ち、権力のためなら、なんでもする立憲民主党、日本共産党、社民党の政治姿勢がよくわかった事案である。同時に、このような政党の議席はなんとしても削らなければならない。