リニア工事反対の急先鋒の川勝知事がまたもゴールポストを動かす!!しかも、工事に着手できない状況を住民に責任転嫁!!責任をもって決断することが知事の務めでは???
迷知事の名を欲しいままにし、言行不一致が名刺代わりになりつつある静岡県の川勝平太知事。先日、川勝知事はゴールポストを動かし、知事選まで引き延ばすのではないかと指摘させていただいた。(参考)
その川勝知事がまたもやゴールポストを動かした。しかも、今度の主張は、これでは永久に着工が不可能ではないのか?と思わせるほどの難癖だ。
着工できない理由を意図的に作り続ける川勝知事だが、何と仕舞いには住民の理解を持ち出したのだ。住民理解を得ようと努力もしてない川勝知事が言って良い言葉ではない。
川勝知事、またもゴールポストを動かす!!!湧水流出問題解決対策の先進坑も、「本体工事のひとつ」と一蹴!!
静岡県議会2月定例会では、リニア中央新幹線工事にともなう水問題について論戦が交わされた。
大井川流域の藤枝市選出の自民改革会議の落合愼悟県議が質問に立ち、国と有識者会議では、核心に迫る議論がなされたと評価。
自民改革会議 落合愼悟県議:「第9回有識者会議では、リスク対策等が議論され会議も核心に迫ってきました。そこでリニア問題に対する知事の考えを伺います」
2月28日に開かれた国の有識者会議では、南アルプスのトンネル工事によって湧き水が山梨県側に流れ出る問題で、JR東海が一部のトンネルを掘った後にポンプアップするなどして流出分を静岡県側に戻す対応策を初めて示しました。
JR側は着工に向けてかなり譲歩して、静岡県の要求を叶えようとしていることがわかる。
これに対し川勝知事は以下のように回答した。
川勝知事:「理屈としてはなかなか面白いが、そもそもこの話は、先進坑を掘ることが前提。あるいは先進坑ができた後に戻すと言っている。先進坑は正に本体工事に不可欠なもの。本体工事そのものである。本体工事のひとつとしての先進坑を掘るにもそういう調査データが必要」
川勝知事はJRの対応策を批判しませんでしたが、一部であってもトンネルを掘ることは本体工事にあたるという従来の主張を強調しました。
またしても川勝知事は、ゴールポストを動かしたように感じる。
これでは先進坑を認めないと言っているのと同じこと。導水路を認めないのであれば手の出しようがない。さらに言えば、調査に関しても「調査は正に本体工事に不可欠なもの。本体工事そのものである」と言われれば、もうお手上げだ。永久に着手することはできない。
これでもうはっきりとわかったはずだ。JRや国がどんな対応策を出そうとも、川勝知事は着工認可を出す気はまるでないのだ。
川勝知事、リニア工事が着手できない責任を住民に責任転嫁
川勝知事は「住民の理解がなければ工事に着手しないと確約してほしい」と、最終的にはリニア工事反対の責任を地域住民に転嫁した。
川勝知事:「JR東海の金子社長には、住民の理解がなければ工事に着手しないと確約してほしい。住民の皆様の理解が得られるように、先進坑を含んだ本体工事に入る前に、引き続きJR東海が真摯にお答えいただくことが求められている」
リニア反対を訴え、地域住民を煽動しているのは何を隠そうとも川勝知事だ。
住民感情をこじれさせた元凶の川勝知事が「住民の理解がなければ」などとよく言えたものだ。
川勝知事が先頭を切って反対しているため、県が住民を説得するのに協力することなど到底考えられない。一体どのような手法を考えているのか。「住民理解」を持ち出した以上、具体的な方策を川勝知事に提示してもらいたい。
県がすべき対応を放棄しているのに、「住民の理解」という都合のいい言葉を使って、最終的にはリニア工事の反対の責任をすべて住民に転嫁しているのだ。
自身が煽動してきたリニア工事着工拒否。仕舞いに住民に責任を転嫁。このような川勝知事が知事選で再選することが、静岡県の何をもたらすのか。静岡県民には、十二分に検討して頂いた上で、投票に臨んでもらいたい。