米ウォール・ストリート・ジャーナル「東京五輪、厳しい規制なしで開催可能。イスラエルのグリーン・パス制度を参考にすべし!」と大提言!!今こそ、五輪実現のために全力を尽くそう!!
東京五輪開催予定までいよいよ約4カ月となった。
国内では「する」「しない」の選択肢ばかり議論されている。どうすれば安全に開催されるのかといった報道はほとんどないのが現実だ。
五輪開催による海外からの新型コロナの流入、感染拡大などは、国民が最も懸念するところだが、ウォール・ストリート・ジャーナルから「東京五輪、厳しい規制なしで開催可能」という、明るいニュースが飛び込んできたので紹介したい。
無菌室五輪の解決策がイスラエルの「グリーン・パス」にあった
多くの人はもし、五輪を開催するのなら、外国人感染者をシャットアウトし、選手や関係者、または報道陣までも外界とシャットアウトし、完全無菌室状態の五輪を想像するだろう。
しかし、そういった無菌室五輪の解決策がイスラエルのワクチン接種証明「グリーン・パス」にあった。
イスラエルの保健省は、ワクチンを2回接種した人と感染症から回復した人に対し、免疫獲得を証明する「グリーン・パス」の発行を始めた。このパスにより、所有者はショッピングモールやジムへの訪問、スポーツイベントおよび文化的なイベントへの参加や、ホテルでの滞在が可能になる。システムが全面的に稼働すれば、所有者は制限なしに自由に出入国できる。グリーン・パスはスマートフォンに入れておくことも可能だ。デンマークとオーストリアの指導者らは先週、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と面会し、グリーン・パスに関する相互的な合意について話し合った。これは、「グリーン・パスポート」とネタニヤフ氏が呼ぶものの実現に向けた一歩だ。
「グリーン・パス」(もしくは類似した証明書)保持者なら、海外からの観客も受け入れることが出来るわけだ。
記事では、この方式に類似する方法を日本が採用することも可能だと述べている。
世界も注目するグリーン・パス制度。五輪で取り入れない手はない!!
イスラエルのグリーン・パス制度は、経済の再開をさせる際のモデルとして世界からも注目されている。
イスラエルのグリーン・パス制度は、人口の相当部分がワクチン接種を済ませた後に経済を再開させる際のモデルになり得るとして他国からも注目されている。その一方で、ワクチン接種を見送った人には不公平になるという批判もある。
日本は欧米諸国と比較して新型コロナの感染状況も低いうえ、ワクチンの接種を開始した。しかも、緊急事態宣言の延長で感染拡大を減少させることに成功した。
今後は、さらに感染者の減少が期待できる上、五輪までには日本を始め、多くの国の人々が、ワクチン接種を受けているはずだ。グリーン・パスに類似する対策を行うことは十分できる。
各国政府は、いかに経済活動を再開するかということで、あらゆる策を検討している。短絡的な経済活動の再開・停止という選択を行っているのではない。
我国では、開催・中止という短絡的な選択肢ばかりが提示されている。しかし、開催に向けて、参考にできる事例は、世界各国にあるのだ。
世界中で、克服しようと懸命になっている新型コロナを前にして、短絡的な開催・中止の二分論で語るべきではないのだ。
世界中のあらゆる実例をもとにし、我国政府には、なんとしても五輪開催を実現していただきたい。