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悲痛!元日本代表の増田明美選手「“告げ口文化”が社会を萎縮させているのが怖くて、悲しい。」「これではまるで告げ口が横行する韓国ドラマの宮廷政治のようだ!」と相次ぐ五輪報道に苦言!!

元ロサンゼルス五輪代表で、スポーツジャーナリストの増田明美氏が、密告や内通や真偽不明の情報が相次ぐ五輪関連の報道に悲痛な叫びを産経新聞に寄稿したのでご紹介しよう。

悲痛!元日本代表の増田明美選手「“告げ口文化”が社会を萎縮させているのが怖くて、悲しい。」と相次ぐ五輪報道に指摘!!

増田明美氏は3月23日の産経新聞の寄稿記事で次のように述べた。

東京五輪・パラリンピックの開閉会式で、企画・演出の統括役を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏さんが辞任した。違和感と怒りを感じる。

問題は約1年前、演出チーム内でさまざまな企画を出し合う段階で出た一つのアイデア。それが女性タレントの容姿を侮辱したとされている。しかし、佐々木さんはその場でメンバーに注意され、謝罪し、撤回。指摘されたメンバーにお礼まで述べている。素晴らしいチームで準備を進めていたことが分かるのだ。

引用元 スポーツジャーナリスト・増田明美 的外れな告げ口に対抗を

確かに佐々木氏の提案は論外であるし、韓国の“スパイウェア疑惑”のLINEで大事な五輪の打ち合わせをすることも疑問だが、佐々木氏が他のスタッフから袋叩きにあって、その場で撤回し、謝罪だけでなく感謝まで述べたのは事実である。

アイデアを出し合った内輪のやり取りを1年たった今、告げ口した人のなんと卑怯(ひきょう)なことか。加えて、「女性の容姿を侮辱」などと、事実を歪曲(わいきょく)させてセンセーショナルな見出しで伝えるメディアも情けない。

チームで新たなコト、モノを創り上げる作業をしたことがある人なら分かると思う。質より量を重視して、集団でアイデアを出し合う方法としてブレーンストーミングやアイデアフラッシュなどいくつかの手法があるが、ポイントは自由闊達(かったつ)な意見を出し合うこと。

間違った言葉や役に立たないこともどんどん出していい。私なんか、この段階でのことを告げ口されたら命がいくつあっても足りないと思う。とにかく皆でアイデアを出して、ダメなものはチーム内で議論しながら削除していく。

今回の佐々木さんのアイデアは、チーム内で「没」にされたものだ。ビジネスの世界の手法で、没にしたアイデアの責任を取らなければいけないなら、創造力を捨てろと言っているようなものである。

引用元 スポーツジャーナリスト・増田明美 的外れな告げ口に対抗を

これも大正論だ。

ビジネスの世界の手法で、没にしたアイデアの責任を取らなければいけないなら、創造力を捨てろと言っているようなものである、とはその通りである。

確かに今回の開会式をめぐる諍いで佐々木氏は説明責任がある。しかしそれとは別の没にしたアイデアの責任まで取れとは無理がある。これでは我々の社会における自由さがなくなる。

こうしたアイデア出しではまずは意見をどんどん出させ、そこから絞るのが大事だ。

増田明美氏「これではまるで韓国ドラマの宮廷政治のようだ!」

そして増田氏は、これでは韓国ドラマの宮廷政治のようだと批判する。

過去の歴史から見て、告げ口によって事態が好転したことはないだろう。

韓国歴史ドラマをよく見ているが、王宮での権力争いは告げ口が主役だ。「王様、彼は謀反を企てております」。で、名君になるべき若者が失脚する。

ドラマでない日本の社会で、“告げ口文化”が社会を萎縮させているのが怖くて、悲しい。

豊臣秀吉の朝鮮侵攻を阻んだ、李氏朝鮮の名将の李舜臣も密告でたびたび失脚した。

引用元 スポーツジャーナリスト・増田明美 的外れな告げ口に対抗を

確かに密告で人材が没落するのは、まるで李氏朝鮮や清朝末期のごたごたのようだ。

この国を李氏朝鮮もどきにしてはならない。

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