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大成功!北村滋国家安全保障局長とサリバン大統領補佐官の歴史的会談で、日米豪印協力の推進が決定!!そして日米豪印仏海軍の連合艦隊による大軍事演習が開始!!外交と軍事の見事な連携!!

メディアが報じない菅政権の快挙を引き続きご紹介しよう。

米海軍士官学校において4月3日、我国の北村滋国家安全保障局長と、米国のサリバン国家安全保障問題担当補佐官が会談し、インド太平洋の安全保障協力で一致した。

その上、この会談でインド太平洋における対中協力が決定し、今度は日米豪印仏海軍による連合艦隊がインド沖で軍事演習を始めたのである。

外交と軍事が連動する美事な動きを是非ご紹介したい。

大成功!北村滋国家安全保障局長とサリバン大統領補佐官の歴史的会談で、日米豪印協力の推進が決定!!

米海軍士官学校において4月3日、我国の北村滋国家安全保障局長と、米国のサリバン国家安全保障問題担当補佐官が会談した。

実はこの会談、米国にとっては初の国家安全保障担当同士の会談であり、ホワイトハウスも事前と事後に発表するほどの力の入れようであったのである。

まずは事前のホワイトハウスの発表を見てみよう

この日本と韓国との会談は、バイデン政権の最初の国家安全保障顧問レベルの多国間対話であり、重要な問題に関する協力の拡大と深化、そして自由で開かれたインド太平洋地域全体での繁栄の共有を促進することの重要性を反映している。

引用元
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2021/03/30/statement-by-national-security-council-spokesperson-emily-horne-on-the-u-s-japan-republic-of-korea-trilateral-national-security-advisors-dialogue/

バイデン政権の意気込みがよく分かると言うもの。そして、ここまでバイデン政権を誘導したのが、菅政権なのである。

そしてこれが事後の発表である。

米国のジェイク・サリバン国家安全保障問題担当補佐官、日本の北村茂国家安全保障事務局長、韓国の徐薫長官は、2021年4月2日に米国海軍士官学校で会談した。米国の北朝鮮政策の見直しについて相談し、インド太平洋の安全保障を含む共通の懸念事項について話し合った。国家安全保障担当補佐官らは、共有する安全保障目標を保護し、前進させるために協力するという確固たる関与を再確認した。

引用元
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2021/04/02/united-states-japan-republic-of-korea-trilateral-national-security-advisors-press-statement/

ここでわかるように、対中戦略である「自由で開かれたインド太平洋」をより強力に推し進めていくと言うことがよく分かる。これは大成果だ。トランプ政権時には、バイデン大統領はこの言葉に非常に否定的だったが、それが継続使用されているのである。北村滋局長のハードな交渉の賜物であろう。

しかもこれは、言葉だけではなかったのである。この直後に日米豪印にフランスを加えた大艦隊がベンガル湾で大演習を開始したのである。

日米豪印仏海軍の連合艦隊による大軍事演習が開始!!外交と軍事の見事な連携!!

会談から2日後の4月5日、インド東方のベンガル湾で日米豪印仏の海軍による共同軍事演習が開始された。

インド東方のベンガル湾で5日、海上自衛隊と米国、オーストラリア、インド、フランス海軍による共同訓練「ラ・ペルーズ」が始まった。

この訓練へのインドの参加は初めて。3月に初の首脳会談を開いた日米豪印(通称クアッド)は、仏との連携を強めることで、インド太平洋地域への進出を図る中国をけん制したい考えだ。

(中略)

海自の護衛艦「あけぼの」をはじめ各国から計8隻が参加、対空戦、海上戦などの訓練を行う予定だ。

(中略)

仏はインド洋や南太平洋に海外領土を持ち、中国の進出を警戒。今回の訓練の目的について、相互運用性強化のほか「戦略的地域での仏の展開能力の実証」(在印仏大使館)も掲げている。

引用元 日米豪印と仏、共同海上訓練=連携強化、中国けん制―ベンガル湾

まさに中国を想定した大軍事訓練だ。

訓練内容が対空戦、対水上戦、洋上補給と完全に対中戦争を意識したものだとよくわかる。

しかも今回、初めてインドが日米豪仏の演習に加わり、日米豪印の連携が進化していることがよく分かると言うものだ。

この大演習に参加したのは、海上自衛隊:護衛艦「あけぼの」、仏海軍:強襲揚陸艦「トネル」、フリゲート艦「シュクーフ」、米海軍:ドック型輸送揚陸艦「サマセット」、豪海軍:フリゲート艦「アンザック」、補給艦「シリウス」、印海軍:フリゲート艦「サツプラ」、コルベット艦「キルタン」、哨戒機(P-8I)と言う顔ぶれで、まさに日米豪印仏の連合艦隊だと言うことがよくわかる。

このように、今回の北村氏の訪米は軍事と連携した、美事な大戦略なのである。中国も日米豪印仏が外交と軍事が完全に連携しつつあることに衝撃を受けているのではないか?これこそ抑止力である。

しかも北村氏はフランスと深い関係があり、英語だけでなくフランス語も堪能だ。このことも、こうした前代未聞の出来事にも大きな関係があるだろう。ワインと接待だけは一人前のくせに、他は無能な外務官僚にはできない芸当だ。外国語ができるだけでは、仕事はできないと言うことだ。

問題なのは、こうした大成果や事実を報じないメディアである。これこそ国民の理解を遠ざけ、我国の抑止力を低下させる行為である。メディアの猛省を望む。

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