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対面初の日米首脳会談の共同声明で新たに示した「健康安全保障」「グローバルヘルス」!!菅総理の大手柄!!

菅総理とバイデン大統領の初の対面の首脳会談が終わった。

この首脳会談で共同声明「新たな時代における日米グローバル・パートナーシップ」を発表した。

共同声明の中で、聞きなれない言葉が盛り込まれていた。それが「健康安全保障」だ。

新型コロナの感染拡大によって、明らかになった脆弱さを克服するために、菅総理とバイデン大統領は新たな決意を示したのだ。

「新たな時代における日米グローバル・パートナーシップ」!!

新型コロナの感染拡大は、世界が新興感染症のパンデミックに弱いことを明らかにした。人の移動が容易になった現代では、一度、新興感染症が発生すると、それが拡大するまで、時間を要さない。

新型コロナと闘うこと、そして将来の危機に対応するために、菅総理とバイデン大統領は「健康安全保障」「グローバルヘルス」を強化することを確認した。

新型コロナウイルス感染症は、日米両国及び世界に対して、我々が生物学的な大惨事への備えができていないことを示した。この目的のため、日米両国はまた、健康安全保障(ヘルスセキュリティ)の推進、将来の公衆衛生危機への対応及びグローバルヘルスの構築のための協力を強化する。

(出店 NHK)

2021年3月12日の史上初の日米豪印(クアッド)首脳会議において、日米両国は、多国間の取組を補完するため、インド太平洋地域への安全で有効な新型コロナウイルス・ワクチンの製造、調達及び配送を拡大することを目的とした、日米豪印(クアッド)ワクチン専門家作業部会を立ち上げた。新型コロナウイルス感染症に対処する中で、日米両国は、次のパンデミックに備え、グローバルな健康安全保障(ヘルスセキュリティ)やグローバルヘルスに関する二国間の官民協力も強化しなければならない。

(出典 毎日新聞)

引用元 日米首脳共同声明

日米共同声明に盛り込まれた「健康安全保障」と「グローバルヘルス」。日米共同声明に盛り込まれたものだが、実際には、これらの取り組みを菅政権はアメリカ等の諸外国と共同して既に実施している。

日米首脳共同声明を現実化するためのCOVAXとクアッド!!

新型コロナの感染は、当然、国の経済力を問わず拡大している。ワクチンが、新型コロナ対策の「決め手」になることに疑いはない。だが、発展途上国では、ワクチンを確保するのが難しい。

そこで、我国も参画しているCOVAXの仕組みが必要になる。

新型コロナウイルスワクチンを共同購入し途上国などに分配する国際的な枠組みで、2020年に発足した。世界保健機関(WHO)が主導し、途上国へのワクチン普及を進める国際組織「Gaviワクチンアライアンス」や感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)などと連携して取り組んでいる。高・中所得国は、拠出金をCOVAXに支払い、拠出金は開発や製造設備の整備に使われる。

(出典 日本経済新聞)

引用元 COVAX(コバックス)とは ワクチン共同購入し分配

我国が関係しているワクチン供給体制は、COVAXだけではない。安倍前総理が提唱し、今現在、日米豪印戦略対話として行われている通称「クアッド」だ。

先月開催された日米豪印首脳の初会合で、アジアへのワクチン供給に合意した。

ワクチンは東南アジア諸国連合(ASEAN)のほか、「太平洋とそれ以外」にも提供されるという。

インドのナレンドラ・モディ首相は会議後、「インドの強力な生産力が、日本とアメリカとオーストラリアの支援を受けて、さらに拡大する」とツイートした。

(出典 毎日新聞)

引用元 日米豪印4カ国「クアッド」、東南アジアなどに新型ウイルスワクチン10億回分を約束

COVAX、そしてクアッドでの取り組みに加え、日米二国間の官民協力の強化も目指すことを共同声明では確認している。

さらに、新型コロナ対応で、不透明かつ中国寄りの対応をしたWTOを改革することでも同意している。

菅総理が日米首脳共同声明に盛り込んだ「健康安全保障」と「グローバルヘルス」。菅総理の外交の一つの柱になるに違いない。

(出典 日本経済新聞)

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