菅総理の大決断!!温室効果ガスの削減目標を引き上げ!!2013年度比46%削減を目指す!!そして、それを珍説明でぶち壊してしまった小泉環境大臣!!!
日米首脳会談を終え、帰国した菅総理が早々に気候変動問題で新たな目標を掲げた。
4月22日に開催された第45回地球温暖化対策推進本部で、菅総理は温室効果ガスを2030年度に2013年度比で何と46%削減するとしたのだ!!
これには丁寧かつ真っ当な根拠があり、菅総理も述べていたのだが、それを珍説明でぶち壊しにしたのが小泉環境大臣だ。
そこで小泉環境大臣とは違い、実は今回は46%には菅総理のちゃんとした考えがあったとご紹介しよう。
早速、気候変動問題で動いた菅総理!!!
アメリカを訪問し、バイデン大統領と会談した菅総理。日米首脳による共同声明では、気候委変動問題について言及した。
両国が世界的な取り組みを主導していくこと、両国が重要な役割を果たさなければならないことが明文化されたのである。(参考)
この共同声明を発表後、菅総理の動きは早かった。早速、野心的な温室効果ガスの削減目標を掲げたのだ。
政府は、22日夜、総理大臣官邸で、地球温暖化対策推進本部の会合を開き、菅総理大臣のほか、梶山経済産業大臣や小泉環境大臣らが出席しました。
この中で、菅総理大臣は「集中豪雨、森林火災、大雪など、世界各地で異常気象が発生する中、脱炭素化は待ったなしの課題だ。同時に、気候変動への対応は、わが国経済を力強く成長させる原動力になるという思いで『2050年カーボンニュートラル』を宣言し、成長戦略の柱として取り組みを進めてきた」と述べました。
そして、菅総理大臣は、2030年に向けた温室効果ガスの削減目標について、2013年度に比べて46%削減することを目指すと表明し「さらに50%の高みに向けて挑戦を続けていく」と述べました。
菅総理が掲げた温室効果ガスの削減目標。これは従来の削減目標を7割以上引き上げるものだ。
もちろん、菅総理は、単純に削減目標を掲げたわけではない。脱炭素電源の最大限の活用や、投資を促進するための刺激策、「グリーン国際金融センター」の創設等、あらゆる分野で経済と社会に変革をもたらしていく考えを示した。(参考)
菅総理が掲げた野心的な目標。この目標を達成するために、閣僚の動きも早かった。
目標実現に向けて即座に動いた梶山経産相と野上農水相!!!
従来から7割以上も引き上げた温室効果ガスの削減目標。この目標を達成するために、早くも動き出した大臣がいる。
温室効果ガスの削減に重要な役割を果たす経済産業省の大臣、梶山経済相は早速目標達成に向けて考えを表明した。この政治家は信頼できる政治家の一人であると最近感じている。
2030年に向けて温室効果ガスを2013年度に比べて46%削減するという政府の新たな目標について、梶山経済産業大臣は23日、閣議のあとの記者会見で決して容易なものではないとしたうえで、目標達成に向け、再生可能エネルギーの導入拡大など電源構成の見直しを急ぐ考えを示しました。
この動きは、経産相だけではない。野上農水相も「農林水産業は、森林や木材、農地などが二酸化炭素などの吸収源となり、カーボンニュートラルの実現に貢献できる産業だ。農林水産分野での削減目標も検討を進めたい」と語り、検討を進める方針を示している。(参考)
早急に具体策をまとめて提示することは、我国が気候変動問題で重要な役割を担い、国際社会で指導力を発揮するためには欠かせない。
そしてこれらは46%と言う数字が綿密に練られたものであり、小泉環境大臣の言うようなものではなかったことがわかる。しかしそれを小泉大臣がポエムで台無しにしたと言うことがよくわかる。
将来を見据え、責任ある行動をとる決意を国内に示した菅総理。野心的な目標を掲げた菅総理の存在感が国内・国外を問わず高まっていくことに違いない。