【中国けん制】英国防省「空母「クイーン・エリザベス」など空母打撃群を日本に寄港させる」 自衛隊と共同訓練検討
英国防省は26日、空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群を年内に初めて日本に寄港させると発表した。国防省によると、空母打撃群は5~12月にかけて、地中海や紅海、インド洋、太平洋などを航行。日本のほか、シンガポール、韓国、インドにも寄港するという。空母打撃群の派遣は、覇権的な海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
日英両政府は空母打撃群の寄港の機会を捉え、自衛隊との共同訓練を実施する見通しだ。
ウォレス英国防相は同日、声明を発出し「(空母打撃群の派遣は)日本、インド太平洋地域、国際秩序への脅威に立ち向かうわれわれのコミットメントを示すものだ」と強調した。
英政府は3月に外交・安全保障政策を見直した「統合レビュー」を発表し、民主主義陣営が中国と対(たい)峙(じ)するインド太平洋地域でプレゼンス(存在感)を高めていく「インド太平洋への傾斜」という考えを打ち出している。岸信夫防衛相は3月25日にウォレス氏と電話会談を行った際、英国の「インド太平洋への傾斜」を歓迎した。
クイーン・エリザベスは英国が運用している最新鋭空母2隻のうちの1隻で、英海軍史上最大級の艦艇。最大で40機の戦闘機を搭載でき、中でも短距離離陸・垂直着陸が可能なステルス戦闘機F35Bを運用していることが特徴だ。
自衛隊も今後、F35Bの導入を進める。さらに、全通式甲板を備えるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」と同型艦「かが」を改修して「空母化」し、F35Bを運用する計画だ。
共同訓練などを通じて日英間の防衛協力関係が深まれば、同じくF35Bを運用している米軍だけでなく、日英間でも相互運用性が高まることが期待されている。(大橋拓史、ロンドン 板東和正)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d2fef9ea813a7f9fea84b8868c5aec3f4e9e18
遠征艦隊は空母×1、駆逐艦×2、フリゲート×2、補給艦×2、攻撃原潜×1のイギリス艦8隻に加えて、オランダのフリゲート×1、アメリカの駆逐艦×1を加えた合計10隻の多国籍艦隊となります。
攻撃原潜のみ艦名が公開されていないため、行動は秘匿されるのかもしれません。その場合は攻撃原潜は日本には寄港を行わず、グアムへ入港するでしょう。
空母クイーンエリザベスは満載排水量6万5千トンの大型艦なので、日本に寄港するとしたら横須賀あるいは佐世保が候補になります。
特に英国は、EU離脱後、苦境に陥っており、米国とともに新しい秩序を形成したいと考えていると思わせるほど、インド太平洋地域に積極的に関与しています。米中の競争が新たな秩序をもたらすと考えられていますが、英国は米国を引っ張るように対中強行姿勢をとっています。
英空母「クイーン・エリザベス」では、米海兵隊のF-35も運用されます。米英軍のインターオペラビリティ、というより一体性を示すものです。
日本は、新しい秩序形成の震源地となると各国が考えている地域の真ん中にいることを、自ら認識する必要があると思います。
しかし、1番大事なのは日本が戦う姿勢を見せること。
日本が戦う意思を見せなきゃ、日本の評価は落ちるし、アジアに駆け付けてくれた各国から信頼を失うよ。
米軍だけでなく、そして、台湾、その他のアジア諸国との連係を強化せねばならないだろう。
揚げ足を取るような切り取りばかりよりもこういう方が大事なのでは。
イギリスにはクアッドプラスだけでなく、TPPにも早く加盟して欲しい。
日本はイギリスからファイブアイズに誘われているのだから、スパイ防止法を作って早く加盟して欲しいと思う。
一国二制度を蹂躙した中国に対抗するためにも、自由を愛する国とは仲良くしていきましょう。
戦後敗戦からすでに70年以上がたち世代交代が進んでいる中いつまでも敗戦に縛られていずに日本も自らの手で自国を守らなければいけない時が来ているのでは無いですか?
近年ではファイブアイズの一角であるニュージーランドが狙われていますし、英国日本双方にとって有意義な訓練になるでしょう。
ただ韓国については中国の顔色を伺って、寄港を断る可能性があると思いますが。
米英海軍をはじめ、各国海軍と共同訓練をしてもらいたい。
中国にとって耳の痛いことは言わないように、極端な親中派による現政権の激甘対中対応では、中国から遠く離れた欧米の艦艇派遣など屁でもないだろう。
首相交代以降、年寄り以外の与党支持者を全く軽視している姿勢が目立つ。
あんな野党の対立候補に敗北しての今回の3タテは当然だろう。