ショック!河野大臣「1日1万人接種が実現できるかは自衛隊次第」と自衛官に責任を押し付けるかのような誤解を招きかねない衝撃発言!!自衛隊は便利屋ではなく、国防のための集団です!!
河野大臣は大臣として優秀だと思いたいところである。
しかし総理候補としては首をかしげざるを得ない発言が最近相次いでいる。
特に最近では自衛隊にワクチン接種を勝手に押し付けておきながら、「1日1万人接種が実現できるかは自衛隊次第」などと、まるで自衛隊に責任を押し付けるかのような誤解を招きかねない発言を河野大臣がしてしまったのだ。
大ショック!河野大臣「1日1万人接種が実現できるかは自衛隊次第」と自衛官に責任を押し付けるかのような発言!!
河野ワクチン担当大臣はワクチン接種の最高責任者である。
つまり、河野大臣が1日1万人接種体制を決定したと言っても過言ではない。
それなのに4月5日のテレビ番組では驚くべく発言をしたのだ。
河野太郎行政改革担当相は5日のテレビ朝日番組で、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター東京会場の接種人数について「1日1万人になるかどうかは自衛隊の検討次第だ」と言及した。
岸信夫防衛相は、24日の設置当初から1万人に接種するのは困難との見方を示している。
これは流石にいかがなものかである。
確かに非常時にあっては自衛隊に頼らざるを得ないが、それは自衛隊に対するバックアップがあってのことであるし、その上でのことであろう。
それなのに、だ。こう言う自衛隊のお手並み拝見と言う、責任も実施も丸投げするかのような発言には首をかしげざるを得ない。もし違うなら改めて否定すべきであろう。
自衛隊OBもショック!!自衛隊は便利屋ではなく、国防のための集団です!!
報道によれば自衛隊OBもショックを隠せないでいる。
河野大臣の出演した番組を視聴した自衛隊OBは「発言に耳を疑いました。そもそもワクチン接種は厚生労働省の管轄でやるべきではないでしょうか。自衛隊の医療スタッフ、看護助手だけでは人数が足りないし運営は不可能です。厚生労働省が主導で自衛隊がサポートするなら理解できますが…。自衛隊の本業は国防です。元防衛大臣の河野さんはそのことを一番わかっている政治家だと思うのですが…」と渋い表情を浮かべる。
(中略)
「自衛隊は有事に国を、人命を救うのが仕事だと自負しています。昨年の2月にコロナ感染が集団発生した大型クルーズ船『ダイヤモンドプリンセス号』で約2700人の自衛隊員が動員されて医療支援を行ないました。ただ今回のワクチン接種が自衛隊の任務と言われることには疑問を感じます。もし、大規模接種センターでの接種がうまく機能しなかった時に自衛隊に責任を押し付けるのはやめてもらいたい」
その通りである。
自衛隊は便利屋ではなく、国防のための集団だ。つまりワクチン作業の際は、国防に穴が空いていることになるからだ。
どうして河野大臣はワクチン接種の責任者であり、先日まで防衛大臣だったのに、こう言う誤解されかねない発言をされるのか、残念でならない。
河野大臣には今からでも遅くはないから、自衛隊を支えるためのベストを尽くし、そして責任を取る姿勢を示していただきたい。自衛隊に仕事を丸投げしておきながら、責任も丸投げすべきではない。そうでない方が自衛隊の最高決定権者である総理になるようなことはありえない。
河野大臣の自省と奮起を期待したい。