珍説!「スポーツイベントはスーパースプレッダー!」と指摘するアメリカのボイコフ教授。科学的な根拠はゼロ!!!
東京五輪を意地でも潰したいと考えてる無責任な連中がまだまだいる。
新型コロナの感染リスクを危惧することは理解できるが、万全な対策を関係者は実施している。これは別の記事で皆さんにご紹介したばかりである。
東京五輪をなんとしても中止にさせたい人は、我国内に限らず、アメリカにもいる。アメリカのパシフィック大学のジュール・ボイコフ教授もその1人だ。
「科学に耳を傾けろ」というボイコフ教授だが、滑稽なことに彼の話にはエビデンスがない。批判を垂れ流しにする我国のメディアもボイコフ教授の煽動に加担しているといっても過言ではない。
教授??科学??その主張のどこに科学があるのですか??
東京五輪の開催が近づくにつれ、一部の連中が叫ぶ東京五輪中止論。政府、そして組織委員会を批判するならまだしも、アスリートに対して行動を起こした連中も出始めた。
呆れるばかりの東京五輪中止論だが、更に呆れさせるようなことを主張した人物が海の向こうにいた。
サッカーの元米五輪代表で米パシフィック大のジュールズ・ボイコフ教授(政治学)は11日、東京オリンピック・パラリンピックについて米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に「スポーツイベントは(感染を広げる)スーパースプレッダーになるべきではない」と題したコラムを寄稿した。ボイコフ氏は「科学に耳を傾け、危険な茶番劇を止める時だ」として中止するよう訴えた。
このボイコフ教授が寄稿したコラムを紹介したのが毎日新聞だ。朝日新聞と並ぶ我国を代表する問題ばかりのメディアだ。
毎日新聞は、まとめサイトにでもなったのか。しかし毎日新聞は東京五輪のオフィシャルパートナーを務めている。
オフィシャルパートナーを務めていながら、海外の東京五輪中止論を何も考えずに紹介する毎日新聞の報道姿勢は異常だ。そんなに危ないのならパードナーから降りるべきだろう。
そんな毎日新聞が紹介したボイコフ教授のコラムだが、これがまた滑稽なのである。
ボイコフ教授、肝心なことを見落としていませんか?
ボイコフ教授の主張には、何が何でも東京五輪を中止にしようとする強い意志が感じられる。しかし、だ。ボイコフ教授のコラムには何ら説得力のある客観的な主張がないのだ。
ボイコフ教授が主張しているのは、スポーツイベントが新型コロナの感染拡大を助長するスーパースプレッダーになると言うもの。
しかし実際は以下のようにスポーツイベントでの感染拡大は起きていない。
先日、五輪会場で開催された水泳の飛び込みW杯では、入国時の検査で外国のコーチの感染が確認され、隔離措置を受けることになった。(参考)
世界陸連が主催する世界リレーがポーランドで開催されたが、この大会には31か国300人の選手が出場したが、陽性者はゼロだった。(参考)
国内で開幕しているプロスポーツの代表からも次のような発言があった。
村井チェアマンは「1年前は検査体制も違いましたし、ノウハウもない状況でしたので、無観客というステップを踏みましたが、Jリーグとしてはお客様を迎えた試合は1000試合を超えています。この1000試合のなかで観客席でのクラスターの発生は1件もありませんでした。クラブとファン・サポーターとリーグで運営してきた試行錯誤の結果が今、手元にあります。去年と同じように、緊急事態宣言=無観客という話ではまったくありません。最終的には行政が決めることになりますが、しっかりコミュニケートを続けていきながら、より良い形で進んでいきたい」と、緊急事態宣言の発出時も、有観客での試合開催を目指していくという。
ボイコフ教授は、「スーパースプレッダー」「科学に耳を傾けろ」と主張しているが、科学に目を向けていないのはボイコフ教授の方だ。
ボイコフ教授の稚拙な主張を「海外ではこんなこと言っているぞ!」とくだらない紹介をする暇があるなら、毎日新聞は少しでもオフィシャルパートナーを降りる手続きを進めるべきだ。そしてオリンピックに対しての抗議をするべきだ。
海外からの報道や我が国のメディアのフェイク情報に惑わされることなく、開催に向けて準備を進めることが今、我国が選択すべき道筋だ。