東京五輪反対論をスポーツライターが“言い掛かり”だと指摘！！ → 今こそ、組織委員会や選手たちの感染対策と決意を知るべし！！！
東京五輪開催まであと僅か。実は数が少ないのだが、反対派の声が益々高まっているように見えてしまうが、決して流されてはいけない。
反対派の主張は自由だが、我々は五輪開催に向けてどのような対策がなされているかを知っておかねばならない。
それを知れば、反対派の意見が、どれほど横暴かがわかるはずだ。
五輪反対派の中止論は感情論！！
東京五輪開催の声が高まるなか、作家でスポーツライターの小林信也氏が、「オリンピック中止を叫ぶ気持ちは理解できるが、それほど多くの国民が反対する理由があるのだろうか？」と疑問を投げかけた。
政府のコロナ対策の不足や不手際に対するいら立ちが募っている。コロナに対してほとんど何もできていない（と思える）政府が強硬にやりたがっている東京五輪になんか賛成してたまるか、という憤りが根底にあるような気がする。
だとすれば、とんだ「言いがかり」ではないか。東京五輪に罪はないのに、まるで東京五輪がコロナ禍の要因か、今後感染を広げる元凶であるかのように反対ムードが広がっている。
まさにその通りだ。これは、コロナや東京五輪開催を政府批判に利用している野党や左翼たちにメディアが加担し世論が流されているのが現状で、国民はまんまとこの流れに乗ってしまっている。
我々国民はいったん冷静に考えなければならない。
海外からの人の流れを断つことで感染拡大をシャットアウト！！
東京五輪反対の多くは、新型コロナの感染爆発で医療現場が益々疲弊する恐れがあると言うことであろう。
医療従事者の疲弊や不満の矛先が「東京五輪」に向くことが正当化されるのは、おかしい。東京五輪を悪者にしても許される空気がいま日本にはある。そういう社会の空気、世論形成のあり方はとても危険だと思う。
これについては、感染拡大を懸念する意見があるのも解るが、小林氏も「万が一、起こる可能性を完全に否定できない」と述べているが、あくまでも通常開催した場合だ。
だが、これについては、IOCと東京五輪・パラリンピック組織委員会（組織委）は重大な決断をしている。「海外からの観客の来日は禁止」、これを決めた時点で不特定多数の入国は制約された。管理不可能な観光客が、ウイルスを持ち込んでしまう道は断ったのだ。この決定で、「万が一の可能性」も「曖昧な恐れ」も相当に縮小されたと私は感じる。
また、日本に在住する人だけが見るのなら、すでに昨年からほぼ毎日日本各地で実施されているプロ野球や、同じく週1、2試合行われているJリーグと同じ状況だ。一部で感染は起こっているが、これまでスポーツ観戦で重大なクラスターは発生していない。PCR検査を義務付けていない観客が1万人以上集まっても問題ないのに、「オリンピックは別だ」「やめろ」と主張するのは、いささか感情的な暴論だと思う。
「海外からの観客の来日は禁止」で不特定多数の人の流れを断つことにより、五輪の開催による感染拡大の危険性は、大きく縮小される。それでも騒ぐのならば、観客を受けいれ、日々日本全国を移動し続けるプロスポーツに、異論を唱えないのはおかしいということだ。
選手たちに尋常ではない厳しい対策要求！！！
プロスポーツや他の国際大会も、コロナ対策には十分注意して開催を行なっている。とはいえ、選手関係者の人数もこれらとは比較にならないのが五輪だ。
反対派の人達は、選手や関係者が試合以外は外に出歩いて感染リスクを上げると考えていると思っているようだが、とんでもない誤解だ！！
先日も紹介したが、尋常ではない以下のようなルールの順守を五輪組織員会は選手と随行する関係者に突き付けている。
・海外から訪れる全ての大会関係者は、出発前の96時間以内に日本政府が指定する方法で2度の検査を実施し、指定の書式による陰性結果証明書を取得する。日本到着時は空港で検査を受ける。
・入国翌日から3日間は自室で隔離する。ただし、選手は陰性の証明など一定の条件を満たせば、入国後すぐに練習できる。
・日本滞在中は原則として毎日検査を実施する。2種類のスマートフォン向けアプリを活用し、検温結果や症状の有無などを毎日報告する。
・原則として行動は活動計画書に記した内容に限定し、観光地、店舗、レストラン、バー、ジムには行けない。移動手段は大会専用車両のみとし、原則として公共交通機関は利用不可。
・食事はウイルス対策が施されている施設やデリバリーに限る。そして、「プレーブックの規則に違反した場合、資格認定証の剥奪などの懲罰的措置を受ける可能性がある」と規定されている。行動ルールを破れば、オリンピックへの参加資格が失われる、という意味だ。
明らかにどのスポーツ大会よりも厳しく、我国の国民ですら日常でやっていないような対策を求めているのだ。万全と言っても過言ではない。
ある競技の代表監督「これは相当厳しいルールです。選手たちにはほとんど自由がない。普通の生活さえできないレベルです」
実際、ある競技の代表監督は以下のように指摘する。
ある競技の代表監督は「これは相当厳しいルールです。選手たちにはほとんど自由がない。オリンピック出場のためでなければ、ここまでは受け入れないだろうと思うくらい、普通の生活さえできないレベルです」と答えた。
(出典 公式プレイブック）
※参考 公式プレイブック
小林氏は「東京五輪に参加する世界中の全選手が、ＩＯＣと組織委を通じて、通常ならありえない行動制限、相当に自由を束縛される参加条件に同意し、それでも日本滞在と東京五輪への参加を決断することになる」と述べている。
外界と隔離された中で、選手や関係者は生活することとなる。五輪でなければこれほどの厳しい拘束を選手たちは受け入れないだろう。これが組織委員会と選手たちの決意なのだ。
ここまでの対策をしていることは、ほとんどの国民に周知されていないだろう。それは、五輪反対と政府批判したいメディアが協力しないからだ。
メディアの世論操作に騙されるな！
東京五輪開催に、組織委員会は最近になって「看護師５００人、スポーツドクター２００人」を追加応募した。これについてはメディア各社が「集まるわけがない」「無責任だ」と非難を集中させた。
この動きにも非難や「集まるわけがない」といった悲観論が多かったが、5月12日、『すでに約280人の応募があった』と報じられた。
その後、１４日の締め切りには３９３人と、倍近くの応募が集まったことを共同通信が報じた。（参考）これは共同通信にしてはまともな報道だ。
いかに多くのメディアがいい加減な取材もろくにせずに、感想文を吹聴しているかよくわかる。
新聞の意見＝世論では断じてない。
反対派や嘘つきのメディアに流されることなく、冷静な判断で東京五輪を実現しよう！！