東京都医師会会長の尾崎氏、この一年間で具体的な提言をしましたか??本当に東京五輪の心配をするなら本業に努めてください!!日本薬剤師会の対応を見習ってください!!
今や無責任発言の象徴である東京都医師会会長。
日本医師会、東京医師会いずれもどうしようもない医師会だ。本当に情けない。
東京都医師会の会長を務める尾崎氏は、新型コロナが国内で確認されて以降、日本医師会の中川会長と同様に危機を煽るばかりであり、具体的な策を一向に提示しない。
尾崎会長の本業は医業だ。そんな尾崎会長が無責任にも、東京五輪について言及した。
尾崎会長のこれまでの言動からすれば、東京五輪に言及する暇があるなら、盟友の中川会長の政治資金パーティーへの参加について苦言を述べてもらいたい。
それも出来ずに、東京五輪の開催可否に言及するなら、今後、尾崎会長の言葉に耳を傾ける者はいないだろう。
尾崎会長、この約一年間で具体策を主張したことがありますか???
新型コロナの感染拡大以降、記者会見を開くことが定番になった尾崎会長。その尾崎会長は口を開けば東京五輪について言及している。
11日に開かれた記者会見では、「真剣にやっていかないと安全なオリンピックにつながらない」とあたかも尾崎会長自身は、真剣に新型コロナ対策をやっているという口ぶりだった。(参考)
尾崎会長の記者会見で、具体的な策を提示したとの話は、メディアから聞こえてきたことは全くない。
東京五輪についてどうしても言い足りなかったようで、AERAのインタビューを受ける形で次のように語っている。
――緊急事態宣言の延長で、「安心安全な」五輪開催は現実的になるのだろうか。
(略)五輪開幕直前に大流行になり、五輪開催は絶望的になる可能性があります。
(中略)
五輪開催の是非については、5月末の感染状況と、それを踏まえた上で政府が緊急事態宣言などの措置についてどのように判断するのかを見た上で、東京都医師会長としての立場を表明したいと考えています。
絶望的にあるとしたらあなたの責任だと思うのだが、こともあろうに尾崎会長は、五輪の是非について立場を表明すると言うのだ。そのようなことに頭を使っている暇があるなら、民間病院の活用等の実効性のある新型コロナ対策を打ち出してもらいたい。
尾崎会長は政治家にでもなったつもりなのか。そんな勘違いをしているなら、是非見習ってもらいたい団体がある。
早急な対応を示した日本薬剤師会!!!
新型コロナのワクチン接種を加速させるために、政府は打ち手不足の解消のために、歯科医師にも協力を求めている。さらにだ、薬剤師にも協力を得ようと政府は検討を始めた。
検討対象になった薬剤師だが、日本薬剤師会の対応はあまりにも素早いものだった。
新型コロナウイルスのワクチン接種の担い手として薬剤師が検討対象になったことから、日本薬剤師会は接種の研修準備を始める方針を明らかにしました。
日本薬剤師会・山本信夫会長:「医療の一員というか、医療職の1人として認められ、大変ありがたい」
(中略)
日本薬剤師会・山本信夫会長:「(注射を打つ)トレーニングを我々は基本的に積んでいないので、そうしたことを改めてトレーニングし直すということが必要。実際に接種を受ける国民が納得できるようなプログラムをやらなければいけない。各国の状況を集めながら、どのようなプログラムを組んだらいいか検討を始めている」
改めて言うが、薬剤師は検討対象になった段階だ。その段階にも関わらず、この迅速な対応は頼もしい限りだ。人間的にも素晴らしい行動だ。
この日本薬剤師会の対応を見れば、余計に疑問に思えることがある。東京都医師会の尾崎会長の動きの遅さだ。
一年経っても具体的かつ効果的な策を打ち出せない尾崎会長、一方で迅速な動きを見せた日本薬剤師会。組織のトップが違えば、東京都の新型コロナの感染状況も違ったのではないか。
尾崎会長がやることは、東京五輪の是非の立場を表明することではない。この約1年間の新型コロナ対応の総括だ。そしてその総括後、尾崎会長には会長の座を退き、優秀な人物が後任に就くことを希望したい。