日本学術会議、「ラムザイヤー論文」に大沈黙の怪！！都合良く「学問の自由」を使っただけ？？どうしてラムザイヤー教授の「学問の自由」を守らないの？？？野党の方々はどうなの？
昨秋、問題となった日本学術会議。野党がほとんど触れなくなったことからも、大した問題でなかったことは明らかだ。
「学問の自由」の侵害と、左派の学者や政治家を中心に政権批判が行われたことは記憶に新しい。騒ぎの中心になった日本学術会議側も、野党の合同ヒアリングに参加し、「学問の自由」を訴えていた。
しかし、だ。今、まさに「学問の自由」が大ピンチなのだ。
ハーバード大学のラムザイヤー教授が発表した論文が圧力によって撤回を迫られているのである。
昨秋、声高に「学問の自由」を訴えた日本学術会議。「学問の自由」の真の大ピンチについては何一つとして声明を発表しない。しかもこの論文は我国の名誉のためにも重要な内容だ。なぜそれの「学問の自由」を守ろうと声明を出さないの？
都合の良い「学問の自由」を主張する日本学術会議は、「学問の自由」を迫害する組織に思えてしまう。
まさに「学問の自由」の侵害！ラムザイヤー教授の論文に圧力！！
ハーバード大学のラムザイヤー教授が発表した論文は、慰安婦についてのもので、慰安婦の「性奴隷説」を否定するものだった。この論文に対して激昂しているのが韓国国内だ。
慰安婦は「性奴隷」だったとする韓国世論が、これを否定した米ハーバード大ロースクールのＪ・マーク・ラムザイヤー教授の学術論文を一斉に攻撃している。同大の韓国人留学生団体が糾弾声明を発表したほか、市民団体が論文撤回運動を開始し、韓国メディアは教授の人品をけなす攻撃まで開始した。韓国の若手歌手がＳＮＳ上で教授を罵るなど異常な雰囲気だ。これに対し、「慰安婦は公娼だった」と主張する韓国の知識人グループは、学問的な成果をイデオロギーで封じ込めようとするのは「学問の自由を踏みにじる妄動」であるとして、「痛烈な反省」を促す声明を発表した。
（ラムザイヤ―教授 出典 ハーバード大学）
まさに「学問の自由」の大ピンチだ。この大ピンチを前にして、日本学術会議は、声明はおろか、何一つとしてコメントを発表していない。今回の事案は海外のことだが、日本学術会議は自身のことを「内外に代表する機関」と謳っている。
「学問の自由」の大ピンチに我国を代表する機関として、声明を発表するのが筋ではないか。
この義務を果たさない日本学術会議に対して、公開質問状が送られた。
ラムザイヤー論文に沈黙を貫く日本学術会議に公開質問状！
ラムザイヤー論文についての韓国国内の動きを見ていると、「学問の自由」の大ピンチに他ならない。この状況に、「学問の自由」を声高に叫んだ日本学術会議が沈黙しているのは、不自然極まりない。
そんな日本学術会議に対して、公開質問状が送られたのだ。
ラムザイヤー氏の論文をめぐる問題について、学術会議側は３日時点で声明や談話などを発表していない。このため、質問状は見解を明らかにしていない理由、学術論文への批判の在り方として「外部の圧力によって撤回を強いる形態も許容されるか」と尋ねる内容となっている。
質問状では「論文に対する批判は論文によってなされるべき。特定の論文の存在を、数を頼んで抹殺するよう要求することは、研究者の『学問の自由』を著しく侵害する」とも強調。６月末までの回答を求めた。 杉原氏は会見で「日本の名誉に関わることが事実上、暴力で否定されている。国費で運営される学術会議が行動を起こすのは国民への責任だ」と述べた。
質問状の内容は誰もが頷けるものだ。
「論文に対する批判は論文によってなされるべき」は大正論に他ならない。公開質問状の締め切りは６月末だ。
あれほどまでに「学問の自由」を主張していた日本学術会議は、この公開質問状に対してどのような回答をするのか。
当然、我国の科学者の内外に対する代表機関の日本学術会議は、真正面から回答しなければならない。
公開質問状に答えない、または国民が納得できない回答だった場合、日本学術会議は所詮、左派の巣窟ということであり、学術とは名ばかりの組織であるということが白日の下に晒さることになる。それであるならば、この組織は税金で支える必要のない組織である。