サンデーモーニングの関口宏氏「東京五輪について、お伝えしなければなりません」と厚顔無恥な姿勢!!従前の批判はどこへ???
東京五輪が開幕し、連日、競技が中継されている。
そのような中東京五輪について常に批判的だったサンデーモーニングが、東京五輪をどのように報道するのかに注目が集まった。
批判を続けていたのだから、当然、開幕した東京五輪を取り上げない姿勢の方が、筋が通る。もしくは今だに連日批判しているのだろう。だが、案の定の日和見主義で、東京五輪について報道したのだ。しかも内容が???だ。
サンデーモーニングは、百害あって一利なしの番組。TBSには早期の番組打ち切りをお願いしたい。
開幕した東京五輪、サンデーモーニングに報道する資格はない!!
東京五輪についてずっと批判を続けてきたサンデーモーニング。開会した東京五輪について報じないものと誰もが思った。
しかし、多くの視聴者の想像を超え、サンデーモーニングは東京五輪について報道したのだ。
関口は、冒頭に「オリンピックが始まりました。まず、それをお伝えしなければなりません」とコメント。これを受けて番組は、23日の開会式など東京五輪の競技を報道した。
VTRを受けて関口は「私、個人的には205の国と地域の方々が来てくださった。もっと欠席が出るかなと思っていたんだけど、よく集まってくれたなって、そういう気が私はしました」とコメントしていた。
司会の関口氏が放った言葉「お伝えしなければなりません」。この言葉を聞いて多くの視聴者がツッコミを入れたに違いない。
東京五輪について、もちろん義務的に報道しなければならないということはない。むしろ東京五輪について批判一色だった同番組が東京五輪に「触れる」こと自体が違和感しかない。
しかも、「私、個人的には205の国と地域の方々が来てくださった。もっと欠席が出るかなと思っていたんだけど、よく集まってくれたなって、」だそうだ。つまり多くの国からの来日は、はなから想像していたようだ。しかもだ、ちゃっかり柔道男子60キロ級で金メダルを獲得したことについて、VTR付で紹介したのだ。
金メダルを含め、東京五輪で選手達が活躍できるのは、当然、東京五輪という活躍の「場」が、関係者の努力によって作られたからだ。
サンデーモーニングは、東京五輪の中止を訴えてきた。つまり、選手の活躍の「場」を奪おうとしてきたのだ。それが、東京五輪が開幕したら報道するとは厚顔無恥も甚だしい。
つまりサンデーモーニングにとって東京五輪は、視聴率を稼ぐコンテンツに過ぎないのだ。開幕前は、「中止」で視聴率を稼ぎ、開幕後は競技結果を伝え視聴率を稼ぐ。どちらでもよく。ここには国民は不在だ。
東京五輪のことを批判する時に持ち上がる言葉が「商業主義」だ。サンデーモーニングほど、わかりやすい商業主義はない。
サンデーモーニングの苦しさを如実に表しているのが、青木理氏の発言だ。
苦し紛れのサンデーモーニングは早期の打ち切りを!!!
批判一辺倒のサンデーモーニングだが、その出演者はしっかり開会式を視聴していたようだ。開会式をみた番組出演者の青木氏は苦し紛れの批判を展開した。
ジャーナリストの青木理氏が「僕はちょっとがっかりしたなっていうかですね。シンプルと言えばシンプルなんだけど、今、日本は何をメッセージとしたのか。そこ(フリップ)には多様性と調和って書いてありますけれども、あの開会式自体ではそうだったのかもしれないけれども、今話が出たようなそのほかのいろんなこと、この一週間に起きたことを考えると、とても多様性と調和とはちょっと言い難いっていうのが現実としてあったですよね」と徹底的にこき下ろす。
開会式の「多様性と調和」には素晴らしものがあった。しかし、だ。その開会式を素直に「素晴らしい」と言えないのが青木氏だ。
どうしても東京五輪を批判したいという番組の姿勢が窺い知れる。
そもそも東京五輪の「多様性と調和」のメッセージは、政権批判一辺倒の同番組にとって痛いメッセージに他ならない。その番組出演者が「多様性と調和」を語っても、当然誰の心も打つことはない。
東京五輪は開幕したばかりだ。サンデーモーニングはどのように東京五輪を報道するのか。是非苦し紛れの批判ではなく、真正面からの批判を期待したい。そして番組内では二度と東京五輪の競技について報道しないで頂きたい。