珍説！毎日新聞「開会式で流れたドラクエの作曲者は差別発言をしていたゾォ！」 → 五輪オフィシャルスポンサーの毎日新聞が過去に中国政府のプロパガンダのチャイナウォッチを配布していたことやオタクを差別したことはいいの？？
毎日新聞がまたもや珍説としか思えない記事を書いた。
五輪開会式ではドラゴンクエストの名曲が流れたが、これに対し毎日新聞は、作曲者のすぎやまこういち先生の差別的発言が問題視されてきたとイチャモンをつけたのだ。
しかし、だ。
五輪オフィシャルスポンサーの毎日新聞は、過去に中国政府のプロパガンダのチャイナウォッチを配布していたことやオタクを差別していたのに、すぎやまこういち先生の過去を批判する資格があるのか？？？
珍説！毎日新聞「開会式で流れたドラクエの作曲者は差別発言をしていたゾォ！」
大失笑だ！
毎日新聞は７月２３日の記事で、「お祭りムード、反発、演出批判…ツイッターに反応飛び交う」との記事を掲載した。
選手の入場行進で、ゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマ曲が流れると「ドラクエ」がトレンド入り。
作曲したすぎやまこういち氏は、過去にLGBTQなど性的少数者への差別的な発言が問題視されてきた。
このため「（過去のコントでユダヤ人大量虐殺をやゆし、演出担当を解任された）小林賢太郎がだめで、すぎやまこういちがOKな理由ってなんですか？」「ほぼすべての差別を体現した五輪だ」と批判が広がった。
意味不明だ！
すぎやまこういち先生の過去の発言に対する批判は一部にあったが、「批判が広がった」と言う程ではない。しかも毎日新聞は広がったとする根拠すら示さないのである。
しかも、だ。
毎日新聞も五輪オフィシャルパートナーと言う立派な関係者だが、過去に差別的記事などを掲載してきた“前科”があるのである。
五輪オフィシャルスポンサーの毎日新聞が過去に中国政府のプロパガンダのチャイナウォッチを配布していたことやオタクを差別したことはいいの？？
毎日新聞と言えばチャイナウォッチと言う中国政府のプロパガンダを折り込んでいた。このチャイナウォッチは、チャイナデイリーという中国官製英字紙が母体であり、中国共産党の機関紙である。
人権蹂躙の中国共産党のプロパガンダ紙と批判されている媒体を何の断りもなく、お金をもらって新聞に折り込んでおいて、よくもそんなことを言えたものだ。
しかも、だ。
毎日新聞は過去にオタク批判もしていた。
私は当時、警視庁担当の記者として宮崎死刑囚の事件を追っていた。アニメやホラーなどの膨大な数のビデオが積まれた部屋。その中で行われた殺害幼女のビデオ撮影。「今田勇子」を名乗って被害者宅に犯行声明を郵送、遺骨も届ける異様な行為。仮想空間と現実の境が消えたとしか思えない驚異の犯罪の出現に、誇張ではなく体が震えた。
引用元 連続幼女誘拐殺人：宮崎死刑囚・刑執行 増殖する時代の病＝社会部長・小川一 (毎日新聞夕刊、２００８年６月１７日)
アニメやホラーのビデオが沢山あれば仮想空間と現実の境は消えるのか？？？
しかもこの社説では、更にトンデモナイ珍説まで飛び出した。
ほどなくインターネットが登場し、ネット社会という無限の仮想空間が新たに出来上がる。宮崎死刑囚が社会に見せつけた時代の病は、さらに増殖を続けている。現実と仮想の境が見えず、現実感覚を失った事件がいま、不幸にも各地で続発している。
秋葉原殺傷事件の加藤容疑者は携帯サイトにひとり書き込みを続けていた。その姿と自室でビデオ鑑賞にふける宮崎死刑囚が私には二重写しになる。もし、当時、ネットがあれば、宮崎死刑囚はどんな書き込みをしたのだろうか。
引用元 連続幼女誘拐殺人：宮崎死刑囚・刑執行 増殖する時代の病＝社会部長・小川一 (毎日新聞夕刊、２００８年６月１７日)
インターネットにより、ネット社会という仮想空間が新しく出来上がり、宮崎勤と同様の病が広がっていると主張。ネット住民を宮崎勤扱いするとは恐れ入る。
しかも、「凶悪犯罪が続発している」と主張するが、実際の殺人事件の統計を見ればフェイクニュースなのは一目瞭然で、凶悪犯罪は一貫して減少を続けている。
このように毎日新聞に、すぎやまこういち先生の過去の発言でイチャモンをつける資格はない。猛省を望む。