田崎史郎氏、麻生副総理は河野太郎氏の仕事ぶりを見て、厳しい評価をしていると証言 → 他にも麻生氏が河野氏に「最後は自分で判断しな」と突き放すなど、支持しない姿勢を示したとの報道が相次ぐ！！
ついに総裁選に名乗りを上げた河野太郎氏。
しかし、その河野氏が所属する派閥のボスである麻生副総理が応援しないとの報道が相次いでいる。政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、麻生氏は河野氏の能力を現状では、評価していないと言う趣旨の指摘を行っている。
大臣としては優秀でも、総理大臣としては不安な面が露呈したと言えよう。
田崎史郎氏、麻生副総理は河野太郎氏の仕事ぶりを見て、厳しい評価をしていると証言
田崎史郎氏は９月５日のテレビ番組に出演し、麻生氏は河野氏の仕事ぶりに厳しい評価をしていると述べた。
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が５日、俳優の東山紀之がＭＣを務めるテレビ朝日系「サンデーＬＩＶＥ！」（日曜・前５時５０分）にスタジオ生出演した。
（中略）
その中で麻生派に所属する河野太郎行革担当相について「麻生（太郎）さんは河野さんに対する評価が非常に厳しいんです。仕事ぶりとかいろんなことについて。しかし、麻生派の若手連中は、河野太郎さんになびくわけです。ベテラン連中は、岸田さんの人もいる。麻生派も岸田さん、河野太郎さん、高市さんに分かれていくと思います」と解説していた。
衝撃的な証言だ！
麻生氏は河野太郎氏の父親である、河野洋平氏から派閥を譲ってもらった。つまり、大恩人の息子である河野太郎氏を目にかけ、面倒を見、最もよく知るのが麻生氏なのである。
その麻生氏が河野太郎氏を今は、推薦できないと言うのである。
麻生氏が河野氏に「最後は自分で判断しな」と突き放すなど、支持しない姿勢を示したとの報道が相次ぐ！！
さらに、だ。
麻生氏が河野氏を突き放すような報道も相次いでいる。
しかも３日午後、東京・霞が関の財務省大臣室。総裁選出馬に傾く河野氏と向き合った麻生氏がこう言葉を投げかけた。「最後は自分で判断しな」
（中略）
数々の政局を経験した麻生氏は、決選投票となった場合などを念頭に置きつつ、派にとっての「最適解」を導こうとしているとみられ、周囲には「河野は自分が置かれている状況が分かっていない」ともつぶやいているという。
ほとんど喧嘩別れでもしたかのような関係だ。
さらに、だ。麻生氏が支持していないとの報道は他にも出ている。
麻生派関係者：「麻生さんは河野太郎を支持しない。だけどベテラン議員の一部とそこに若いのも連なって岸田にいっている」「麻生さんは安倍前総理と話して高市を支援してもいいのではと言っている。だからぐじゃぐじゃなんだよ」
自分の派閥のオーナーからすら総理候補として評価されていない、河野太郎氏。先日の“パワハラ音声”もそうだが、人望に欠ける点が総理としては難しいだろう。その意味で、河野氏は総理としては、まだ早いのではないか？？？
そして河野氏が心配な点は２点ある。
菅政権時に、河野氏は、ワクチン担当大臣だった。彼の仕事はワクチンを国民に配るのが仕事。菅総理はワクチンを確保するのが仕事だった。菅総理は、この役目を勇敢にこなした。それにも関わらずメディアのせいで国民の批判に晒された。この時河野氏は一度たりとも菅総理の功績を認めるべき等々の擁護をメディアに行っていない。菅総理の厚遇に対し、冷たいのではないか？？？
次に米国との関係だ。防衛大臣時代にイージスアショアをロクな調整もないままに突然中止し、未だに代替案は決まっていない。また河野防衛大臣のカウンターパートのエスパー国防長官とも上手くいかなかった説もある。こうした人物が、この安全保障環境の中で総理の任務を遂行できるかも疑問だ。