岸田氏「権威主義の中国に対し、米豪インド欧州と連携して戦う!日米で台湾有事に参戦する!」「中国のDF-17ミサイルに対抗するためにも、敵地攻撃能力などの防衛力を強化する!」と米保守系新聞のインタビューに答える!!
米国を代表する保守系一流紙のウォールストリートジャーナルが岸田文雄氏を河野太郎氏と並ぶ最有力総理候補であると報じたことは昨日も紹介した。
しかし、だ。
岸田氏は大胆で衝撃的な発言を他にもしていたのである。何と岸田氏は、米国・豪州・インド・欧州と共に中国に対抗するべきであるとし、敵地攻撃能力を中心とした能力を大軍拡し、日米共同の台湾防衛シミュレーションを行うとしたのである。
ここまで踏み込んだ総理候補は他にはいない。
岸田氏「開戦後に我国を狙うミサイル戦力を先んじて叩くべき能力が必要!」と大主張!!
米国を代表する保守系一流紙のウォールストリートジャーナルは、9月7日、岸田氏を次期総理最有力候補として紹介し、そのインタビューを掲載した。
岸田氏は、安全保障上の問題については、現総理の菅氏よりも厳しい方針を取っている。岸田氏は、日本は最初に潜在的な敵を攻撃することはできないと述べたが、最初に攻撃され、さらなるミサイル攻撃が予期されるシナリオに備える必要があると述べた。
「日本が襲われるのを黙って見守ることで、人々の命を守ることができるでしょうか?」岸田氏は言った。「相手のミサイル攻撃能力を阻止する能力は必要ないのでしょうか?それが私が指摘している問題です。」
岸田氏は、我国から攻撃することはないが、開戦後に我国を狙うミサイル戦力を放置は出来ない、その為にも敵地攻撃能力によって攻撃前に叩く必要があると主張しているのである。
岸田氏「中国のDF-17ミサイルは脅威だ!我国の防衛力を強化する!」
また岸田氏は中国の軍拡の脅威を強調し、防衛力の強化や刷新も訴えた。
岸田氏は、中国のDF-17ミサイルのように、低高度で巡航し、必要に応じて方向を変えることができる極超音速ミサイルについて懸念を表明した。「中国側の技術は日々進歩している」と彼は言い、日本の防衛を更新することは「非常に重要な政治的問題である」と述べた。
(中国の新型ミサイルDF-17は、ミサイル防衛を無効化すると言われている。)
DF-17は飛行機のように自由自在に低空で動くことができる弾道ミサイルであり、岸田氏が指摘するのは、それによってミサイル防衛システムでは迎撃できないと言うことである。
岸田氏が敵地攻撃能力を強調するのは、当然であろう。そして、岸田氏は、自衛隊の戦力の更新を訴えているのである。
岸田氏「権威主義の中国に対し、米豪インド欧州と連携して戦う!日米で台湾有事に参戦する!」
また岸田氏は、権威主義の中国と戦うべしとも主張している。
岸田氏は、中国とロシアは権威主義の進歩の最前線にあり、米国、日本、インド、オーストラリア、西欧諸国などの民主主義国は戦う必要があると述べた。
「権威主義と民主主義の衝突の最前線はアジア、特に台湾です」と岸田氏は言った。彼は、日本は台湾を巻き込んだ紛争への準備を継続的に更新する必要があると述べた。
「実際問題として、日本は単独で対応することはできません。私たちの同盟国である米国と協力する以外に対応することはできません。このためのシミュレーションを実施することが重要です。」
これは大事な視点だ!外務大臣を務め、オバマ政権時代のバイデン大統領とも外交を成功させた岸田氏にしか、民主主義国家による対中包囲網は作れないのである。
しかも、台湾を防衛する為に日米共同作戦のシミュレーションをすべきとまで踏み込んでいる。
こうした経験と能力と意志を持つ総理候補は安倍総理以外では岸田氏しかいない。高市氏では経験と能力が不足し、河野氏は全てが欠けているからだ。