岸田前政調会長、島嶼防衛の在り方を検討し、人権問題担当の総理補佐官設置を表明!!中国に臆せず、戦う覚悟!!
自民党総裁選の候補者の中で、最も政策通なのが岸田前政調会長だ。
新型コロナ対策、経済政策等を早くも発表した岸田前政調会長だが、中国等を念頭に置いた政策も検討中だ。
世界が中国の人権問題に厳しい視線を向けている中、我国は親中派に配慮してか、厳しい対応をとることが出来なかった。しかし、だ。岸田前政調会長は中国による人権侵害を問題視し、総理補佐官を設置することを表明した。
更に、中国による東シナ海の現状変更の動きを念頭に、島嶼防衛の在り方を検討することも表明した。
人権侵害を停止させる為に、総理補佐官を設置へ!
新疆ウイグル自治区等で行われている中国の人権侵害。各国は厳しい視線を向けている。国際社会の喫緊の課題の1つである中国による人権侵害へ対応する為に、岸田前政調会長は国会決議に前向きな姿勢を示した。
更に、国際社会に訴えていく為に人権問題担当の総理補佐官を設置することを表明した。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への立候補を表明している岸田文雄前政調会長は12日のユーチューブ番組で、先の通常国会で採択が見送られた中国当局による新疆(しんきょう)ウイグル、内モンゴル両自治区などでの人権侵害行為の即時停止を求める決議案に賛意を示した。「賛成だ。人権という基本的な価値を守ることは特に力を入れなければならない」と述べた。
さらに、総裁選で勝利した場合、人権問題を担当する首相補佐官を設置する考えも表明。「省庁横断で人権問題についての態勢を固め、国際社会に発信していきたい」と強調した。
見送られた決議への賛意、そして担当の総理補佐官設置を表明した岸田前政調会長。外相を経験している岸田前政調会長は、中国による人権侵害の深刻さを百も承知だ。
経験も踏まえた上で、中国に強い姿勢を示せるのは総裁選立候補者の中でも、岸田前政調会長だけである。その岸田前政調会長は、中国による人権侵害のみを問題視しているのではない。中国による現状変更の動きにも強い警戒感を示している。
中国による現状変更に対抗!!
尖閣諸島周辺海域への中国公船の侵入が常態化している。この中国の動きを放置していては南シナ海の惨劇の二の舞になりかねない。
岸田前政調会長は、島嶼防衛の在り方を検討するつもりだ。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明している岸田文雄前政調会長は11日、東京都内で支援者らとオンラインで意見交換し、平成25年に閣議決定した国家安全保障戦略の見直しの必要性を重ねて示した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵入を常態化させる中国の動向などを念頭に「島嶼(とうしょ)防衛の在り方を含め検討していかなければならない」と述べた。
岸田氏は会合で、尖閣問題のほか、ロシアが不法占拠する北方領土、韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)などの情勢を踏まえた安保政策について問われ、「領土、領海、領空を断固として守るのは政治の重大な責任だ」と強調。尖閣周辺の海上警備を担う海上保安庁の装備充実や、自衛隊との連携強化など、島嶼防衛強化の検討も進める意向を示した。
島国の我国にとって、島嶼防衛は見逃してはならない問題だ。
新型コロナ対策、経済政策だけではなく安全保障政策にも明るいのは、岸田前政調会長の強みだ。
外相、政調会長として安倍政権を支えてきた岸田前政調会長。その岸田前政調会長の経験、手腕を発揮するのは、国難の今をおいて他にはない。