岸田総理誕生により、米国政府に安心感広がる!!対中国で共闘できる岸田新総裁への期待高まる!!
岸田新総裁が誕生した。
人事も固まっていない段階だが、岸田新総裁に対して期待の声が国内外で高まっている。我国にとって大事な同盟国のアメリカもその例外ではない。
アメリカのバイデン大統領は「民主主義対専制主義」を掲げている。岸田新総裁は、総裁選の際に中国について「言うべきこと言う」を是々非々で臨む姿勢を示していた。
岸田新総裁の誕生によって、中国によって乱されている東アジア情勢が安定することを期待したい。
岸田新総裁の誕生にアメリカが早くも期待!!
総裁選で1回目の投票もトップに立ち文句なしで総裁の座に就いた岸田新総裁。岸田新総裁の誕生で、期待をしているのは国民だけではない。同盟国のアメリカも同様だ。
自民党新総裁に岸田文雄前政調会長が選出されたことを受け、米政府関係者らの間には日米同盟を基軸に据えた安倍、菅両政権の外交政策が継承されると一定の安心感が広がっている。
一方、覇権を強める中国と対峙(たいじ)する上で、同盟国の日本がいかに安定政権を維持できるかが最大の関心事となっている。
米国では、菅義偉首相が1年で交代を迫られたことで日本政治の不安定化に対する懸念が再燃している。米政府関係者は「首相が『回転ずし』のようにくるくる代わるのは悪夢だ」と吐露。
安倍政権、菅政権の外交が継続されることになり、アメリカ政府関係者は安心している。それもそのはず、継続性が求められる外交の場で、岸田新総裁は長年に渡り外相を務めてきたからだ。
その外交経験を踏まえれば、岸田外交のスタート地点はゼロからではないのである。事実、岸田新総裁の外相時代、アメリカのカウンターパートナーはケリー国務長官だった。ケリー氏はバイデン政権では、気候変動問題担当大統領特使を務めている。(参考)
そして、アメリカが懸念していたのが、我国が対中国でどのような姿勢を取るのかということだ。この点について岸田新総裁は、総裁選の最中に有力候補とされていた河野太郎氏とは全く異なる姿勢を示していた。
中国相手でも、言うべきことは言う岸田新総裁!!
中国は、大国の地位にありながら、地域を安定させるどころか不安定にさせている。我国は悩ましい隣国を抱えているが、岸田新総裁は、親中派勢力とは一線を画す姿勢を示している。
自民党総裁選(29日投開票)に出馬した岸田文雄前政調会長は22日夜、林芳正元文部科学相と中谷元(げん)元防衛相とともにユーチューブ番組に出演した。3人はいずれも防衛相経験者。岸田氏は海洋進出を強める中国の脅威について「権威主義的な体制を世界に広げようという野心を持っている。隣国としての関係は考えなければならないが、言うべきことはしっかり言わなければならない」と訴えた。
(略)
また、岸田氏は台湾海峡をめぐる軍事的緊張に関し「平和的に解決するということで最善を尽くすが、台湾有事と呼ばれる事態も考えなければならない」と指摘。安全保障関連法に基づき、必要な対応に取り組む考えを強調した。
この他にも岸田新総裁は、新疆ウイグル自治区での人権侵害を念頭に、人権担当の総理補佐官を設置する考えも明らかにしている。
対中国という視点では、今の国際社会は我国の姿勢を注視している。岸田新総裁のように中国に対して厳しい姿勢も示せない河野氏が、仮に新総裁に就いていたら、同盟国アメリカをはじめ、国際社会で培ってきた我国の信頼はがた落ちしていたに違いない。
親中、そして日和見の人物とは違い、しっかりとした外交姿勢を示せる岸田新総裁。岸田新内閣の外交に世界が注目している。