復興相兼務が批判の対象??岸田総理の行動見ても「復興なくして日本の再生なし」の姿勢に揺るぎはない!!!!
岸田総理が適材適所で配置した閣僚人事で復興相が兼務となったことに批判の声が出ている。
しかし、兼務であろうとなかろうと、岸田総理が復興に真剣に向き合っているのは疑いようのない事実だ。岸田総理は総理に就任すると福島を訪問することを表明し、この土日で訪問を実施した。
それに、復興相に任命された西銘大臣は、国会では国土交通委員会委員長、そして国土交通政務官を務め、復興に必要な知識や経験を持った優秀な政治家だ。
兼務というだけで、岸田総理を批判するのは筋違いも甚だしい。
兼務を問題視する??それならすべての兼務が問題では???
東日本大震災からの復興は、どの内閣でも重要課題だ。もちろん岸田総理もその姿勢に変わるところはない。
しかし、だ。岸田総理の所信表明演説で、復興に関しての言葉が少なかったとか、復興相が兼務になっているなどと言った、箸にも棒にも掛からぬ批判が展開されている。こんなイチャモンは意味がない。時間の無駄だ。
立憲民主党の玄葉光一郎元外相(衆院福島3区)は「一言しか触れなかった事実が復興に対する姿勢を表している。首相は東北の土地勘がなく、関心を持てないのでは」といぶかった。
立民の安住淳国対委員長(衆院宮城5区)は「東北は忘れられた。復興相も片手間で仕事をするようだ。一日も早く政権を倒す必要がある」と力を込めた。
自民党の吉野正芳元復興相(衆院福島5区)は「復興にはしっかり取り組むと思う」と語った上で、兼務問題については「地元の人間は『復興がおろそかになる』と懸念している」と強調。松野博一官房長官に7日、次の内閣では復興相を専任とするよう抗議したことを明らかにした。
呆れてものも言えない。逆に文字数が多ければ復興が進むのか。もちろんそんなことはない。更に「兼務=片手間」と安住氏は思っているようだが、それなら他の任務を兼務している大臣はどうなるのか。
更に「一日も早く政権を倒す必要がある」とも安住氏は語っているが、復興の政治利用を堂々と宣言する政治家が信用するに値するとは到底思わない。そもそも立憲民主党の幹部が所属していた旧民主党がこの要因の一部をつくったはずだ。よくこんな物言いができると思えてしまう。
岸田総理は、衆議院を解散したことに関して開いた記者会見で、すぐに被災地を訪問する意向も示した。
揺るがない「復興無くして日本の再生はない」
衆議院を解散した当日、岸田総理は記者からの質問に応える形で、次のように復興について語っている。
「まず復興を軽視しているという指摘は全く当たらないと私は思っています。私の内閣においても東北の復興なくして日本の再生はない、これは再三繰り返しているところでありますし、ぜひ、この被災者の方々に寄り添って被災地の復興に向けて全力を尽くしていきたいと思います。そして今週末も福島、宮城、岩手、私は入らせていただきまして、視察をし、そして関係者の皆さんと意見交換、対話をさせていただきたいと思っています。
総理就任早々に、岸田総理は被災三県への視察を行い、意見交換・対話をすることを表明していたのだ。
更に西銘復興相について「復興に必要なさまざまな経験、あるいは見識、これをしっかり持った人間であると思ったからこそ、復興相に指名をさせていただきました。」と人事についても説明している。(参考)
東北選出の国会議員は、この岸田総理の行動をみても復興軽視と批判するつもりなのか。文字数多ければ良い、耳ざわりの良いことを言っていれば良いという問題ではないのだ。
岸田総理は復興を重視する姿勢を行動で示そうとしている。岸田総理の手で復興が加速することは間違いない。この土日にはついに訪問された。岸田総理は、被災地を訪れた後、「処理水」の問題について「先送りできない重要な課題」として全力で取り組んでいく考えを強調していた。岸田氏の実行力に是非期待したい。