大成功!東京五輪組織委員会、ロンドン大会の2倍もの4.5億回ものサイバー攻撃を官民の連携で防ぎきっていた!! どうしてメディアは失敗は大きく報じるのに、成功は報じないの???
さんざんメディアの誹謗中傷に晒されながらも、大成功に終わった東京五輪。
その成功に新たな成功が加わった。何と4.5億回ものサイバー攻撃を官民の連携で完全に防ぎ切ったと日経クロステックが報じたのである。これはロンドン大会の2倍もの攻撃であったと言う。
素晴らしいことだが、あんなにちょっとした出来事を大失敗であるかのように報じていたメディアはダンマリだ。
どうしてメディアは、失敗は報じるのに、成功は報じないのか???
大成功!東京五輪組織委員会、ロンドン大会の2倍もの4.5億回ものサイバー攻撃を官民の連携で防ぎききっていた!!
日経クロステックは、11月4日、東京五輪がロンドン大会の2倍以上のサイバー攻撃にさらされていたことを報じた。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2021年9月30日、「大会運営に影響を及ぼすサイバー攻撃は確認されなかった」と理事会で総括した。警察庁も「運営を妨害するサイバー攻撃による被害はなかった」と同年9月9日に公表。「東京大会はサイバー攻撃から守られた」と、関係者の評価はほぼ一致した。
攻撃そのものは今大会でも活発だった。組織委員会の集計によると、2021年7月23日~9月5日の大会期間中に関係組織や公式サイトなどで検知・遮断した不正通信などの攻撃回数は4.5億回に達した。2012年のロンドン大会で検知した攻撃回数の2億回に対して2倍以上である。
何とロンドン大会の2倍にもなる4.5億回もの大サイバー攻撃を検知・遮断したのである。これは大成功と言ってよい。
その秘密について、組織委員会の担当者は官民での前例のない連携があったと語る。
「官民でサイバー攻撃に関する情報を広く共有したことで、2019年11月からインシデント(重大事故につながりかねない事象)が急増しても大会システムへの侵入を防いできた」。組織委員会の坂明CISO(最高情報セキュリティー責任者)はこう振り返る。
(中略)
前述の行政機関のほか、重要インフラ事業者、スポンサー企業、競技団体、競技場運営者など350強の関係機関が参加し、合計4000人弱が情報共有に関わった。日本では前例のない規模での取り組みだった。
こうした前例のない取り組みが非常に重要で、効果的であることは言うまでもない。そして、だ。今回、それは大成功し、今後の我国のサイバー攻撃対策を考える上で、貴重な財産になったことは間違いない。
こうして東京五輪のレガシーがまた出来たと言う訳である。
どうしてメディアは失敗は大きく報じるのに、成功は報じないの???
しかし、だ。
どうして朝日新聞やテレビを筆頭とする大メディアは本件をほとんど報じていないのか???
東京新聞などはよほど悔しいのか知らないが、本件を紹介しつつも、「無観客だからハッカーが苦労した」などと大きく指摘している。
東京五輪・パラリンピックの大会期間中、公式サイトや大会組織委員会のネットワークに4億5000万回のサイバー攻撃があったことが、組織委への取材で分かりました。いずれの不正な通信も遮断しました。無観客開催がハッカーらの活動に制約を与えた可能性もあるということです。https://t.co/tkyth0yJVn
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) November 4, 2021
攻撃がロンドン大会の2倍以上であったことを無視しているのか???官民の努力をまずTWITTERの見出しで取り上げるべきであろうに、どうしてこんなことばかり大きく報じるのか???
あんなにちょっとした出来事を大失敗であるかのように報じていたメディアはダンマリか、大したことでないかのような情報を前面に押し立てているのである。これでは偏向報道だと言う批判は避けられない。
あれほどまでに東京五輪が一大事であるかのように報じたのならば、その結果を検証し、成功は成功として原因も含めて報道するのがメディアの責任であろう。終わったら知らんぷりでは無責任だ。
メディアの猛省を望む。