対中包囲網!岸田総理、フィリピンとの外務・防衛閣僚協議の開催を検討へ!!

アジアの最大の不安定要素が中国の存在だ。中国は覇権主義を弱めるそぶりを一向に見せない。南シナ海での現状変更に向けた動きを見れば、覇権主義を強めていることは一目瞭然だ。

その南シナ海で中国と対峙する国の1つがフィリピンだ。そのフィリピンはアメリカとの間で外務防衛当局の戦略対話を開催し、強い表現で中国を牽制している。

もちろん、岸田総理は我国として、南シナ海の中国の振る舞いを傍観するつもりはサラサラない。フィリピンとの間で初めての外務・防衛閣僚協議を検討することを、フィリピンのドゥテルテ大統領との電話会談で一致したのだ。

岸田総理の中国に対して厳しい姿勢は、中国にとっては想定外だったに違いない。

アメリカとフィリピンが異例の強い表現で中国を非難!!!

南シナ海で現状変更を図る中国は、自国製の新型コロナのワクチンをフィリピンに供与するなどして懐柔を図ってきた。

しかし、中国の画策は無駄に終わり、フィリピンはアメリカと共に、強い言葉で中国を牽制している。

米フィリピン両国は15、16両日、米首都ワシントンで外務・防衛当局による戦略対話を開催した。米国務省が16日に発表した共同声明で「中国による南シナ海でのフィリピンの漁業やエネルギー開発への嫌がらせは違法だ」と名指しで非難した。同戦略対話は9回目。少なくとも近年は直接の中国批判を避けており、異例の踏み込んだ強い表現となった。

バイデン米大統領はオンライン会談で中国の習近平国家主席に、南シナ海での活動に「懸念」を伝達。G7が来月上旬、ASEAN加盟国と拡大外相会合開催を調整するなど、米国は東南アジア諸国を取り込み、中国に対抗したい考え。

(出典 WIKIPEDIA)

 

 

 

 

引用元 米比、異例の中国直接非難 南シナ海で「嫌がらせ」

各国が示す中国への警戒感。南シナ海で中国と直接対峙しているフィリピンが、ここまで強い表現で中国を批判していることが、中国の脅威が増大していることの証左だ。

この中国の覇権主義の動きと、フィリピンが抱いている警戒感を我国、そして岸田総理が十分理解している。岸田総理はアジア外交で大きな一手を検討することを表明したのだ。

岸田総理・ドゥテルテ大統領、外務・防衛閣僚協議の開催の検討を表明!

岸田総理は総理に就任して以降、一貫して中国対して厳しい姿勢を示してきた。その岸田総理がフィリピンのドゥテルテ大統領との電話会談で、外務・防衛閣僚協議の開催を検討することを表明したのだ。

岸田文雄首相は17日、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談し、初の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)の開催に向け検討を進めることで一致した。覇権主義を強める中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みに強く反対する考えを共有した。

両首脳は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け具体的な協力を進める方針を確認。首相は海上法執行能力の向上や鉄道などのインフラ整備、新型コロナウイルス対策などで引き続き支援していく考えを伝えた。ドゥテルテ氏は「日本は兄弟よりも近い友人」と謝意を示した。

(出典 外務省)

 

 

 

 

 

 

引用元 日比首脳、2プラス2検討 中国の現状変更に反対

岸田総理とドゥテルテ大統領が一致した外務・防衛閣僚協議開催の検討。外務・防衛閣僚協議は外交安全保障での連携強化を図る為に行われるもの。

我国は、アジアに限ればインドネシアとの間で外務・防衛閣僚協議を開催しており、フィリピンとは2か国目になる。

ドゥテルテ大統領は、我国の新型コロナ対策での支援を「日本は兄弟よりも近い友人」と最大の謝意を表明した。

岸田総理の外交手腕で我国とフィリピンとの外交安全保障の関係がより強いものになり、アジアの安定に寄与することを期待したい。アジアで正面から中国に物言う稀有なリーダー、岸田総理の外交手腕にさらに期待だ。

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