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【中国女子テニス選手失踪】WTAに続きIOCも北京五輪への影響に言及⇒中国紙幹部が即座に「間もなく姿現す」と鎮静化に

中国女子テニス選手の失踪を巡り、WTAに続きIOCも北京五輪の開催中止を示唆する発言をした。

国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員は、女子テニスでダブルス元世界ランク1位の彭帥選手(中国)が消息不明になっている問題への対処次第で、IOCが2022年北京冬季五輪開催に関して強硬な態度をとる可能性があると述べた。

彭帥選手は中国交流サイトの微博(ウェイボ)で2日、中国共産党の幹部だった張高麗元副首相から性行為を強要され、合意の上で不倫関係を持ったと暴露。その投稿は約30分後には削除されたが、投稿のスクリーンショットがインターネット上で拡散し、大きな話題となった。

この投稿以降、彭帥選手は消息不明となっており、その身を案じる声が世界中で高まっている。大坂なおみ選手やセリーナ・ウィリアムズ選手(米国)なども安否を心配するコメントを出し、女子テニスのツアーを統括するWTAのスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は、対処に問題があった場合は中国でのトーナメント開催から撤退する用意があるとの警告も出している。

パウンド委員はロイターに対し、「もし、早急に良識ある形で解決されなければ、事態の収拾がつかなくなるかもしれない。(IOCが強硬な態度をとる)可能性もある。五輪大会を中止するとまではいかないかもしれないが、どうなるかは誰にも分からない」と述べ、北京冬季五輪中止の可能性も完全には排除しなかった。

また、中国への対応に関しては、「自分が中国側だったら、『(五輪中止は)残念だが、われわれよりも、世界中のわれわれ以外の人々の方がよりがっかりすることだろう』と言える」とし、圧力をかけるよりもスポーツ界や政府関係者との交渉の駆け引きの方が有効であるとの見解を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8306702aabc1e1946a391743cb5434d06bff945

その報道がされると即座に環球時報監部が「間もなく姿現す」と鎮静化に動いた。

中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報の胡錫進編集長は20日、中国の有名女子プロテニス選手、彭帥さん(35)が「間もなく公の場に姿を現し、活動に参加する」と自らの観測を英語でツイッターに書き込んだ。彭さんは共産党最高指導部メンバーだった張高麗・前筆頭副首相(75)との過去の不倫関係を告発した後に動静が途絶えた。

胡氏は「彼女は数日間、自宅で自由に過ごし、邪魔されるのを望まなかった」と主張。インターネットに出回った最近の彭さんとされる写真に関し「情報源を通じ本日確認したが、これらの写真が彭帥さんの近況だ」と記した。ただ、中国でツイッターは通常閲覧できず、懸念表明が相次ぐ国際世論の沈静化を狙った説明とみられる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112000466&g=int

まったく信用に値しない。

WTAとIOCに賛同する選手が多く出てくることを願う。そして、選手の活躍の場が奪われないように、北京五輪の代替地を即座に用意すべきだ。

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