静岡県の川勝平太知事に対し、不信任決議案が提出へ!!
失言と謝罪を繰り返す静岡県の川勝平太知事。
もはや最低でも年に1回はある恒例行事となりつつある川勝知事の失言からの謝罪。これについて静岡県議会が動いた。提出が検討されていた川勝知事への不信任決議案だが、最大会派は提出する方針を固めたというのだ。
一方で川勝知事が失言をしてまで応援に入った山崎参議院議員は女性問題が噴出し、来年の参院選では立憲民主党が推薦に難色を示していると言う。
24日に招集される静岡県議会に全国から注目が集まるに違いない。
川勝知事の運命を握る不信任決議案!!
県議会最大会派が、川勝知事の御殿場揶揄発言を受けて不信任決議案の提出を検討していると報じられていたが、そして遂に、「検討」ではなく24日に提出する方針を固めたのだ。
川勝知事の度重なる失言が遂に、県議会最大会派自民党の逆鱗に触れたのだ。
自民は臨時県議会に法的拘束力のある不信任決議案を提出する。ただし、可決は、3分の2以上の議員が出席し、4分の3(51人)以上の賛成が必要となる。可決された場合、川勝知事は10日以内に議会を解散しない限り、失職することになる。
(略)
51人の賛成を得る為には、最大会派だけの議席では足りないのが現状だ。この不信任決議案を可決する為には、川勝知事を支える第2会派の切り崩しが不可欠だ。
しかし、だ。失言と謝罪を繰り返し、今回は県内の御殿場を揶揄する発言をした川勝知事を庇うなら、その理由も有権者にしっかり説明していただきたい。
今回も全国的に注目を集めた川勝知事の発言だが、その発言の現場となった応援演説を受けた当時の候補にも問題が浮上している。
川勝知事を更に追い込んだ山崎参議院議員の女性問題!!
川勝知事の失言の現場となった浜松での応援演説。川勝知事の応援もあってか、応援を受けた山崎氏は参議院議員になることができた。
しかし、当選後に山崎参議院議員を待ち構えていたのは、週刊誌が報じた女性問題だった。この問題に激怒しているのが立憲民主党の静岡県連だ。
女性問題が報じられた山崎真之輔参院議員(静岡県選挙区)が、立憲民主党県連に来年の参院選に出馬する意思を伝えたが、推薦に難色を示された。
山崎参院議員は16日、参院補選で推薦を受けた立憲県連の会合に出席し、来年の参院選に出馬する意思を伝えたが、出席者からは「一旦、辞職すべきだ」などと厳しい声も上がったという。立憲県連の渡辺代表は「信頼関係を維持するのは現状では難しい」と述べ、山崎議員に、女性問題について説明責任を果たすよう求めたという。
早くも来年の参院選で推薦を出すことに難色を示した立憲民主党静岡県連。参院選補選では川勝知事は自らを「県民党の党首」、山崎氏を「県民党の幹事長」と呼び親しい関係であることを訴えていた。(参考)
そして川勝知事は、山崎参議院議員の女性問題が発覚した後、「もう応援することはない」と語り、怒り心頭の様子だ。(参考)
24日の不信任決議案の審議の行方に注目が集まるが、仮に否決されたとしても、山崎参議院議員を応援したことが、川勝知事の求心力の低下につながるのではないか。
川勝知事には今度こそ、しっかり反省してもらいたい。