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青山繁晴議員が武蔵野市の住民投票条例案を「国民・国家の否定につながる、撤回し市民の声聞き直せ」




自民党の長島昭久議員などが見直しを呼びかけている武蔵野市の住民投票条例案。自民党の青山繁晴議員が夕刊フジのインタビューで「今回の問題では、実は『国民・国家とは何か』が問われている」「松下市長は一度、条例案を撤回し、市民の声を十分聞き直すべきだ」と訴えた。

自民・青山繁晴氏「外国人住民投票」条例を一刀両断 「国民・国家の否定につながる、撤回し市民の声聞き直せ」 武蔵野市に広がる反対論

東京都武蔵野市の松下玲子市長が、外国人にも住民投票権を認める条例案を市議会に提出したことへの反対論が広がっている。自民党保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」代表幹事の青山繁晴参院議員は28日、JR武蔵境駅前で街頭演説に立つ。これに先立ち、夕刊フジのインタビューに応じた。

「今回の問題では、実は『国民・国家とは何か』が問われている」「松下市長は一度、条例案を撤回し、市民の声を十分聞き直すべきだ」

青山氏はまず、こう語った。

注目の条例案は、日本人でも外国人でも「市内に3カ月以上住む18歳以上」に住民投票の権利を与える内容で、外国人留学生や技能実習生らも対象になる。住民投票の結果に法的拘束力はないが、問題の次元は違う。

青山氏は「国民は主権者であり、その国の宝だ。政(まつりごと)で、日本国民と、短期間の滞在歴にとどまる外国人とを明確に区別できなければ、国民・国家の否定にもつながりかねない。外国人が本来、主張すべきではない権利まで主張する事態も生じかねない。市政運営に事実上、大きな影響を及ぼし得る。松下市長は事の深刻さに気付くべきだ」と語った。

反対派は、外国人の投票参加が「外国人参政権の代替として利用されかねない」と懸念する。

青山氏は「松下市長が望むか否かに関わらず、他国の勢力が住民投票を利用して、自治体運営に侵食してくる危険性がある。相手が『心理戦』や『世論戦』を仕掛けてくる意図を分析し、備えることが安全保障上のイロハだ。松下市長に、こうした認識があるかは疑問だ。同様の条例が全国に広がれば国益を損ね、日本人としての尊厳も失われる。今、ここで流れを食い止めるため、条例案反対の世論をしっかりつくりたい」と訴えた。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/211126/pol2111260008-n1.html

青山議員も「市内に3カ月以上住む18歳以上」に住民投票の権利を与えることを特に注目している。この点は長島議員も特に問題視していて、Twitterで選挙区の小金井市も外国人の住民投票条例に賛成して成立している。という質問に小金井市との最大の違いは、小金井市は「永住者」に限定していると答えている。

武蔵野の条例案と小金井市の住民投票制度の最大の違いは、投票権を付与する外国籍住民を「永住者」に限定している点です。武蔵野は、外国籍住民に無条件で住民投票の提案権も投票権も認める異例の制度を導入しようとしています。その点で、リスクが全く異なります。

https://twitter.com/nagashima21/status/1463350339269128193

11月21日の「日曜報道 THE PRIME」でこの条例案について問題を指摘した自民党の新藤義孝議員もFacebookに問題点をまとめて投稿。

新藤議員も「住民登録3ヶ月の外国人の参加を認められるかどうか、慎重な議論が必要ではないか?」とこの点を問題視している。

11月21日(日)フジテレビ『日曜報道 THE PRIME』に生出演いたしました。
本日は、東京・武蔵野市が、外国人にも住民投票権を与える条例案を市議会に提出したことについて、討論しました。
私は、今回の住民投票条例案の市議会上程については大きな懸念があると発言しました。
①これほどの重要な案件について、市民意見交換会はたった1回、13人の参加者のみであるなど、市民に十分な説明をし、理解を得るプロセスは十分といえるのか?
②憲法が定める「国民主権の原理」は、国だけでなく地方の統治にもかかっており、地方分権が強化され様々な国の権限が地方に委譲される自治体の意思決定に、住民登録3ヶ月の外国人の参加を認められるかどうか、慎重な議論が必要ではないか?
加えて、武蔵野市の住民投票条例案には、制度上の懸念があります。
①「投票総数が有権者総数の2分の1を満たした場合に住民投票が成立」としていますが、
②「可決・否決」に関する規定がなく、
③住民投票の成立・不成立にかかわらず開票を行い、結果を告示し、
④市は、成立した住民投票の結果を尊重(実質的拘束力が発生?)、という構造になっているのです。
ちなみに、私の地元である埼玉県川口市にも住民投票条例がありますが、投票権者は選挙権者と同じ(外国人に投票権はありません)であるのみならず、
①住民投票が成立しなかったときは開票作業を行わない(投票総数が有権者総数の2分の1で成立)、
②「市民の賛否の意思は、有効投票総数の過半数をもって決し、住民投票の結果とする、
③その市民投票の結果を尊重する、という仕組みとしています。
武蔵野市の場合は、投票総数が過半数に届かず住民投票が成立していないにもかかわらず、その結果を開票する事で、「わずかでも投票が多かった方を尊重する」という流れを導く可能性があり、住民の意志が正確に反映されない事態が発生する恐れがないか、危惧するところです。
もちろん、私が番組で申し上げたことは自分の意見であり、この度の条例案をどのように取り扱うか、当事者は武蔵野市民であり、条例案の審議は武蔵野市議会が行うことです。
また、この議論の大前提は、我が国においてもグローバル化が進展しており、その地域に住む外国の方々とのより良い共生社会の構築は極めて大事であるということです。
文化や習慣の違いを相互理解し、互いに受け入れられるルールやマナーのもと、外国人に対しても住みやすい社会を提供する努力は、国政はもとより、市民、議会、自治体が進めていかなければならないと強く考えています。
武蔵野市の住民投票条例案は、国と地方の統治のあり方の根本が問われる問題をはらんでおり、外国人に対する地方参政権付与という、より大きなテーマにも波及する問題です。
武蔵野市議会の審議状況について、引き続き注視してまいります。

https://www.facebook.com/shindoyoshitaka/posts/3202592363294435/

発言に何かと注目が集まるひろゆき氏も「外国人留学生にも投票権あげちゃうって凄いなぁ」と皮肉めいたコメントをしている。

「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は、11月23日、Twitterで同条例案についての朝日新聞の記事を引用し、《外国人留学生にも投票権あげちゃうって凄いなぁ。》と “揶揄” ともとれるつぶやきを投稿。

続くツイートで、《外国籍の留学生に参政権を上げるぐらいなら、子供の親が2票持てる方がマシだとおもいますよねぇ、、、》と反対派としての持論を展開した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d564be8d3050908faa02747fbc3fddd99da6c195

武蔵野市はもっと慎重に議論し、見直すべきだ。万が一これが通ってしまえば、これに続く自治体も出てきかねない。何としても食い止めて欲しい。







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