オーストラリアのダットン国防相が「台湾が取られたら次は尖閣になるのは確実だ」と警告
オーストラリアのダットン国防相が「台湾が取られたら次は尖閣になるのは確実だ」と述べ、中国の動向を警戒している。
オーストラリアのダットン国防相は26日、「台湾が取られたら次は尖閣になるのは確実だ」と述べ、中国が武力などを通じて台湾の支配に成功すれば、自国領と主張している沖縄県・尖閣諸島も同様に標的になるという認識を示した。
首都キャンベラでの講演で、中国が近海で領土拡張的な動きを見せていることに関し、語った。
ダットン氏はモリソン政権内で対中強硬派として知られる。最近も、米国が中国の侵攻から台湾を守るために派兵を約束すれば、豪州も同盟国として軍事行動に参加しないことは「想像できない」と発言し、物議を醸した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a058b0c6c9e60022dfa358d9434c2809eda413d5
台湾の次は尖閣と言うが、距離からして同時かもしれない。
海外がこんなにも心配しているのに、日本の中では中国がそんな事をするわけがないとでも言わんばかりの勢力がある。せめて尖閣に公務員を常駐させるべきではないか。
原田義昭元環境相は4月20日の公務員常駐の実現を目指す自民党有志による勉強会の会合で「公務員常駐を、ただちに実行して内外に国の行政組織の整備を明確にすることは大事だ」(参考)と述べたが、その通りだと思う。
また、岸信夫防衛相は、台湾の平和と安定は「日本に直結している」との認識を示している。
岸信夫防衛相は、台湾の平和と安定は「日本に直結している」との認識を示した。台湾への圧力強化を含め、急速に活動を拡大させている中国の軍事動向は、日本を含む国際社会の安全保障上の強い懸念だと訴えた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-24/QU44NLT1UM0Y01
懸念が懸念で終わればいいがそれに備えた準備は必要だ。有事と言うのは災害然り、いつ起こるかわからない。今回のオーストラリアの警告を無視し、台湾に有事があったら対処すればいいと考えていたら遅すぎるのだ。