焦燥!中国報道官が北京五輪開催支持を我国に大要求!岸田総理、今こそ強い姿勢を打ち出す時!!!
中国の焦りの色が、日を増すごとに濃くなっている。北京五輪開催をめぐってファイブ・アイズを中心に「外交的ボイコット」の動きが活発になっている。
この動きに対して中国は、もちろん牽制をし続けているが、25日には驚きの発言が飛び出した。中国外務省の報道官があからさまに、北京五輪開催の支持を我国に要求したのだ。
岸田総理が総理就任以降、一貫して中国を牽制してきたことが、この場面でも効いているようだ。
中国外務報道官、東京五輪を支持した恩返しで北京五輪を支持しろと難癖!!!
来年開催される北京五輪は、大成功に終わった東京五輪の新型コロナ対策を参考にしながら対策が練られている。しかし、だ。中国がクリアしなければならない問題は、新型コロナではなく、人権問題だ。
中国の人権問題の対応をめぐってファイブ・アイズが外交的ボイコットの検討に入った。いつも強気な中国にも、焦りが積もっている様子で、中国の外務報道官が、我国に対して難癖とも言える要求を突き付けた。
中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は25日の記者会見で、北京冬季五輪に関連し、「中国は既に、日本の東京五輪開催を全力で支持した。日本は基本的な信義を持つべきだ」と述べた。日本側で、中国の人権問題を理由に北京五輪に首脳や政府使節団を送らない「外交的ボイコット」を求める声が出ていることを牽制(けんせい)し、開催への支持を求めた形だ。
趙氏は「中日双方には、五輪開催を相互に支持することに関して重要な共通認識がある」と主張。中国側は、今夏の東京五輪開催前から「五輪開催の成功を相互に支持することは、中日両国の指導者が達した重要な共通認識だ」などと強調し、日本の五輪開催に支援姿勢を示していた。
報道官は、「五輪開催の成功を相互に支持することは、中日両国の指導者が達した重要な共通認識だ」と都合の良い解釈をし、難癖をつけてきている。
岸田総理が、一貫して中国に対して厳しい対応をしていることに、釘をさしたとも受け取れる。
焦る中国を尻目に、全く動じない構えを見せているのが我国の政府だ。
動じない松野官房長官、「適切な時期に判断」と発言
中国が、気が気でない各国の北京五輪への対応。中国外務省が我国に要求を突き付けても、岸田政権の姿勢は微塵も動かなかった。
松野博一官房長官は25日の記者会見で、北京冬季五輪への対応について「適切な時期に諸般の事情を総合的に勘案して判断する」と述べた。「中国においても自由、基本的人権の尊重、法の支配が保障されるのが重要だ」と語った。
バイデン米大統領は選手団以外の外交使節団を派遣しない「外交的ボイコット」の検討を表明した。
「適切な時期に判断」ということは、表現こそ違え、「外交的ボイコットを検討している」と語ったアメリカのバイデン大統領と遜色ない対応だ。(参考)
岸田総理は、日韓合意やオバマ大統領の広島訪問を実現してきた外相としての経験もある。難題ほど岸田総理の外交手腕が発揮されると言っても過言ではない。
北京五輪は来年の2月4日に開会を迎える。残された時間は決して多いとは言えない。岸田総理には、我国の姿勢をブレることなく世界に示してもらいたい。そして中国の人権問題を解決する為に是非リーダーシップを発揮してもらいたい。