鳩山元首相、「処理水」を「汚染水」と表現!!風評被害の払拭に努める岸田政権の足を引っ張るおつもりなの???
我国の歴史に名前を刻み、マイナスイメージで国民の記憶にも残っている鳩山元首相。しかしその鳩山元首相が政界を去っても「元首相」であることに変わりない。
度々物議を醸す発言をしている鳩山元首相だが、今回は福島第一原子力発電所の「処理水」を何と「汚染水」と表現したのだ。
関係者の普段の努力も、鳩山元首相にとってはお構いなしのようだ。
このような人物が我国のトップであったことを我々は決して忘れはならない。
鳩山元首相、「処理水」をわかっていない?
中国や韓国にとって都合の良い人物、それが鳩山元首相だ。両国が喜ぶようなことばかりを、政界引退して以降も発言している。
その鳩山元首相が、今回、福島第一原子力発電所の「処理水」を「汚染水」と表現したのだ。
鳩山由紀夫元首相が27日、自身のツイッターを更新し、福島第1原発の処理水の放出計画に苦言を呈したが、用語の選択にネットからツッコミが殺到した。
鳩山氏は「東電は福島第1原発のトリチウムを含んだ汚染水を海底トンネルを掘って沖合1キロのところに放出する計画という。1キロ先なら汚染水を流しても大丈夫と判断したのか。漁業者や地元が反対するのは当然だろう。」と状況を報告。「トリチウムを除去する技術はあるのだ。まずはトリチウムを除去してから放出すべきである。」と持論を展開した
「処理水」と「汚染水」は全くもって意味が異なる。鳩山元首相は、意味の違いを理解して発言しているのか。
総理経験者でありながら、軽々な発言をしている。
このような発言が良からぬ風評被害を生むことに、鳩山元首相は気がつかないのか。
決定的に異なる「処理水」「汚染水」。そして岸田内閣は、風評被害払拭に奔走中
鳩山元首相のような人物にとって、「処理水」「汚染水」の違いは大したことではないのかもしれない。だが、この2つは大きく意味が違うのだ。
燃料デブリに触れた水は、高い濃度の放射性物質を含んだ「汚染水」になります。これらの汚染水には、多核種除去設備「ALPS(アルプス)」と呼ばれる除去設備など、いくつかの設備を使用した浄化処理がおこなわれています。
こうした浄化処理を経て、放射性物質の大部分を除去した水が「ALPS処理水」です。しかし、ALPSをもってしても、「トリチウム」という放射性物質は取り除くことはできません。
トリチウムとは “水素”のなかまで、川や海など自然界にも存在している物質です。また、国内外にある原子力施設でもトリチウムが生成されており、各国がそれぞれの国の規制に基づいて管理されたかたちで、海洋や大気などに排出されています。
このような違いを理解している上で、鳩山元首相が発言しているのか大きな疑問だ。そして、岸田内閣は、あらぬ風評被害を払拭する為に、全力を傾けている最中なのだ。
西銘復興相は、総選挙後の時事通信のインタビューで「決して風評被害を生じさせないという強い決意の下で対応したい」と語っている。(参考)
更に、この風評被害の払拭は、国内問題だけではない。諸外国の輸入規制の問題とも繋がるのだ。
こうした国内外で、関係者が風評被害を払拭する為に奔走していることを鳩山元首相にも理解してもらいたい。
このような人物が我国のトップに就けたのも、選挙の結果、つまり民意であったことは確かだ。その結果、何が起きたか国民は記憶に留めておく必要がある。