バイデン大統領が近く北京五輪の「外交ボイコット」を表明か CNN報道
CNNが、バイデン大統領が北京五輪を巡り、外交ボイコットを発表する可能性があると報じた。
バイデン米政権、週内にも北京五輪の「外交ボイコット」発表か
米国のバイデン政権が週内にも来年中国で開催される北京冬季五輪について、政府使節団の派遣を見送る「外交ボイコット」を発表する可能性があることがわかった。複数の情報筋が明らかにした。
米国は外交ボイコットの動きによって、米国選手の大会参加を妨げることなく、国際的な舞台で中国に対してメッセージを送ることができるようになる。米国家安全保障会議(NSC)からコメントは得られなかった。NSCは外交ボイコットについて非公開で協議を行っている。
バイデン大統領は先月、記者団に対し、外交ボイコットを検討していると明らかにしていた。北京冬季五輪に対する外交ボイコットは、中国での人権侵害に抗議する形で、与野党の議員から支持する声が出ていた。
完全なボイコットは行われない見通しで、米国の選手は大会に参加できる。米国が最後に五輪をボイコットしたのは1980年だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/669015acdea6156d4d29a96f6f07155d76b660da
日本のマスコミでは、週内に発表と断言して報じているところもあるが、CNNは断定していないのでお間違え無く。
米CNNテレビは5日、複数の関係者の話として、バイデン米政権が来年2月の北京冬季五輪に政府高官らを派遣しない「外交ボイコット」を週内に発表すると報じた。
また、ロイターによると、ホワイトハウスは、CNN報道に対するコメントを避けたということだ。(参考)
話しは戻るが、中国は各国が外交ボイコットの動きを見せる前に、コロナ対策を理由に「外国の賓客の招待は制限している」と先手を打ってきたが、招待されまいがこういうものは外交ボイコットを表明するだけでも効果はある。
米国が表明すれば、英豪も続くだろう。くれぐれも勘違いしないで欲しいが、記事にも「米国選手の大会参加を妨げることなく、国際的な舞台で中国に対してメッセージを送ることができるようになる」とあるように「外交ボイコット」=「開催ボイコット」ではない。あくまでも人権侵害問題へのメッセージだ。