中国が外交ボイコット巡り「自らの政治的な利益のために行っている」 菅野志桜里氏「外交ボイコットは決して五輪の政治利用ではありません」
中国が外交ボイコットについて「ボイコットを呼びかけている政治家は、自らの政治的な利益のために行っている」と、米国の表明は五輪の政治利用だと非難した。
米ホワイトハウスが6日に北京冬季五輪へ首脳や政府使節団を送らない「外交的ボイコット」の実施を表明したことに対し、在米中国大使館の報道官はツイッターで「ボイコットを呼びかけている政治家は、自らの政治的な利益のために行っている」と投稿した。
中略
6日には中国外務省の趙立堅報道官が記者会見で、バイデン米政権が外交的ボイコットを近く発表するとの報道に対し「米側が独断専行するならば、中国は必ず断固とした対抗措置をとる」と報復を予告。同時に「中国と米国の重要分野での対話、協力に影響を与えないよう、米国はスポーツを政治問題化すべきでない」と牽制(けんせい)していた。
https://www.sankei.com/article/20211207-YZBNAU6X7FL3ZCZ7WMPP2QJRUU/
スポーツを政治問題にしているわけではない。問題視しているのは中国の人権侵害だ。政治問題をスポーツに持ち込むなというのなら少しは理解できる、中国の意見に納得はしないが。
では、外交ボイコットは五輪の政治利用なのか?元衆議院議員の菅野志桜里氏は「外交ボイコットは決して五輪の政治利用ではありません」と語る。
北京五輪ボイコットについて雑誌WILLから取材を受けました。外交ボイコットは決して五輪の政治利用ではありません。むしろ政治から離れて五輪の精神を守るための選択です。 pic.twitter.com/5odi6amYvp
— 菅野志桜里 (@ShioriYamao) December 7, 2021
各国リーダーが北京に集まり習主席を囲んだらどういうメッセージになりますか?ウイグルのジェノサイドも香港の弾圧をも許容する国際社会からのシグナルとして宣伝利用されること間違いなし。五輪の精神であり人間の尊厳を踏みにじる象徴的光景となるでしょう。
— 菅野志桜里 (@ShioriYamao) December 7, 2021
中国の債務の罠にかかり、もの言えない国は少なくありません。好むと好まざるに関わらず、北京に行き祝意を述べる国家リーダーもたくさん出てくるでしょう。しかし、その光景の中に日本の代表者が映っていていいとは思いません。
— 菅野志桜里 (@ShioriYamao) December 7, 2021
実力ある人権国家の日本には、アジアの立場から、中国に毅然と対応する責任があるのです。人権人道問題は欧米国家の専売特許ではないのですから。信念のない国は結局すべての国家から軽んじられます。岸田政権による外交的ボイコットの決断を切に望みます。
— 菅野志桜里 (@ShioriYamao) December 7, 2021
立憲民主党を離れ評価を上げ、政治家引退してからまた評価が上がっているように感じる。不倫騒動と立憲民主党に所属していなかったら案外有能な政治家として評価されていたのかも…