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ドイツアスリート団体、彭帥選手問題めぐるIOCの対応に「大きな懸念」 スポンサー企業も不信感




中国女子プロテニス選手失踪を巡り、ドイツのトップアスリートなどで構成される団体が、彭帥選手の身の安全を証明し、独立した調査を行うことを求めた。また、今回のIOCの対応にも「IOCの対応は、ドイツのアスリートに大きな懸念をもたらした。IOCはどのような動機で行動しているのか」と訴えかけた。

 選手の安全より利益を取るのか! 中国に媚びる国際オリンピック委員会(IOC)に、選手がズバリ直球で猛抗議だ。

ドイツのトップ選手らで構成される団体「アスリート・ドイツ」は6日、中国の元副首相に性的関係を強要されたと告白した同国の女子テニス選手・彭帥(35)の身の安全を証明し、独立した調査を行うことを求めた。

同団体は「IOCの対応は、ドイツのアスリートに大きな懸念をもたらした。IOCはどのような動機で行動しているのか」と疑問を提起。IOCが彭とビデオ通話で“安全で元気”と言い切った2度の声明について「彭の3週間の失踪と性的虐待疑惑が意図的に省略されているように見える。IOCはアスリートの保護よりも政治的・経済的利益を重視しているのではないかと懸念している」と真正面から非難した。

選手を不安にさせるIOCはどう応えるのか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48f57c61116a136f575e017614727227854fdb02

これまでもテニス界のトッププロなどが中国への懸念を表明していて、女子テニス協会(WTA)も中国国内での大会を見送る決定を出した。しかし、IOCのバッハ会長はWTAの懸念を否定し、ビデオ電話での対面で「彼女が抑圧されているようには見えなかった」と言い張る。

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、中国の元副首相に性的関係を迫られたと告白した同国の女子テニス選手、彭帥さんの安否が懸念される問題で、女子テニス協会(WTA)が指摘している強制や脅迫の可能性を否定した。11月のビデオ通話で「われわれ(出席者)全員の印象は同じで、彼女が抑圧されているようには見えなかった」と述べた。

通話には中国オリンピック委員会副会長を務めるIOC委員やIOC選手委員長も同席した。

バッハ氏はIOC理事会後の記者会見で、中国政府のプロパガンダに加担しているとの批判に「明らかに違う」と反論した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8cd8d4fbb4a9dedf17897331ac9dca14e995c94a

この騒動でIOCに懸念を持ったのはアスリートにだけではなかった。東京スポーツの報道では、五輪スポンサーに中にもIOCに不信感を抱いた企業が居るということだ。

中国の女子テニス選手・彭帥(35)が張高麗元副首相から性的関係を強要されたと告発し行方不明になっている問題を巡り、五輪に長年携わってきた企業関係者からも、国際オリンピック委員会(IOC)を批判する声が聞かれている。

中略

IOCが彭の安全を強調するのであれば、彭が「私は安全です」と自ら発信すればいいだけの話。しかし、いまだにその気配はない。五輪選手を支援する企業の関係者は「IOCは本当に怖い組織だ。選手がかわいそうですよね。東京五輪で日本人を敵に回して、今度は世界を敵に回した」と糾弾。その上で「意地でも成功しているように見せたいんでしょうね。特に今回の(彭帥の)件は、パフォーマンスを見せつけられている気がしますよね」と皮肉った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/57f482f36e0ad791ae0c862de58408ed741de8b0

政治面では米英豪加が外交ボイコットを表明し、あとに続く国も出てきそうな雰囲気。国からも選手からも企業からも歓迎されないオリンピックになりそうだ。

とはいえ、参加する選手への誹謗中傷は絶対にやめて欲しい。選手たちには応援を!くれぐれもお願いします。







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