自治体の現職・元首長からなる「全国首長九条の会」が「このままでは憲法改悪に進むのでは」と改憲阻止を訴える
自治体の現職首長や元首長などで結成された「全国首長九条の会」が「地方自治制度を守るため、戦争につながる9条改憲を決して許さない決意を訴える」と、改憲の阻止を訴えた。
「全国首長九条の会」とは何かというと、ホームページを見ると「憲法９条の改悪に反対する全国の自治体の長（現職、元職）の組織です。」（参考）と記されている。
憲法9条の改正阻止を目指し、自治体の現職の首長や首長経験者でつくる「全国首長九条の会」が12日、東京都内で総会を開いた。オンライン参加も含め首長や市民ら計約60人が参加。「地方自治制度を守るため、戦争につながる9条改憲を決して許さない決意を訴える」とのアピールを採択した。
総会は、10月の衆院選で改憲勢力が改憲発議の要件となる3分の2以上の議席を獲得したことを受け開催。冒頭、同会の世話人で前法政大総長田中優子さんが「このままでは憲法改悪に進むのではという危機感がある。多様性を尊ぶ社会を地方行政からつくる必要がある」と強調した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c495864142c766e0e3d9294510cbff19fc2e68
「全国首長九条の会」の「私たちの決意」には次のように記されている。
私たちは、選挙で選出され、市区町村民の生命財産を守ることを究極の使命とし、これを脅かすものに身命を賭して敢然と立ち向かってまいりました。
私たちは、この憲法９条の「改憲」こそ、市区町村住民の安全・安心を脅かす最たるものであり、断固としてこの動きを阻止し、憲法９条を守らなければならないと決意を新たにしています。特に、住民の安全安心を脅かす戦争は、断じて阻止しなければなりません。
憲法９条が日本を守ってくれると思っている人たちだ。
どの様な人達で組織されていのか見てみたら、現在、話題となっているあの市長が現職で唯一共同代表となっていた。
①本会を代表する「共同代表」
川井貞一さん（東北６県共同代表・元宮城県白石市長）
小池清彦さん（元新潟県加茂市長）
松下玲子さん（現東京都武蔵野市長）
岡庭一雄さん（元長野県阿智村長）
武村正義さん（元滋賀県知事）
井原勝介さん（元山口県岩国市長）
田中 全さん（元高知県四万十市長）
稲嶺 進さん（元沖縄県名護市長）②本会の実務を行う事務局長
鹿野文永さん（元宮城県鹿島台町長）
事務局長を補佐する事務局次長
上原公子さん（元東京都国立市長）
矢野 裕さん（元東京都狛江市長）
日本共産党の小池晃書記局長も「全国首長九条の会」について全面的な賛同を表明し、バックアップしていくことを述べていた。
小池氏は「住民を守る地方自治の首長として憲法９条を壊してはいけないと、党派を超えて声をあげていることに敬意を表したい」と述べ、会の趣旨への全面的な賛同を表明。（中略） そのうえで「あらゆる努力を惜しまず協力したい」と強調。党員首長の参加はもとより、地方議会で党議員が首長に会への参加を呼びかけるなど、広い層への働きかけを強めようと意見交換しました。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2019-03-21/2019032101_03_1.html
「全国首長九条の会」のことについてというより、松下市長がどのような人物かの方に関心が行ってしまった人が多いのではないだろうか？大丈夫。私もです。