メディアが報じない東京五輪への高評価!批判の為の批判に使われた東京五輪!!
メディアが叩き続けた東京五輪が終わってから、早4か月が経つ。東京五輪を批判して視聴率を稼ぎだそうとした魂胆が見え見えだった。
東京五輪を批判していたにもかかわらず、東京五輪よりはるかに大問題を抱える北京五輪の開催については何とも寛容な姿勢をメディアは見せている。
メディアが散々批判した東京五輪だが、東京五輪は成功したと思う人が65%に上るなど高評価を得ている。しかし、こうした東京五輪のプラス評価について大々的に報じられることはない。
大成功に終わった東京五輪。そして残されたのは高まったメディア不信だけだ。
国際オリンピック委員会が公表した調査結果。東京五輪は高評価!
東京五輪への批判に明け暮れた我国のメディア。そのメディアは何事もなかったかのように、北京五輪に関心は移っている。深刻な人権問題を抱える中国で行われる北京五輪。自国開催の東京五輪を「中止だ!」「延期だ!」と批判していたのだから、北京五輪への批判も期待したいところだが、全くそうした声は聞こえてこない。
批判に晒された東京五輪だが、国際オリンピック委員会の調査で高評価だったことが判明した。
国際オリンピック委員会(IOC)は8日、民間会社に委託した東京五輪の調査結果を公表し「五輪は成功した」との回答者は全体の65%だった。「新型コロナウイルス禍での開催がトンネルの先の光になった」は59%、「東京、日本にポジティブなレガシー(遺産)を残す」は60%が賛同した。
IOCによると調査は8月に実施し、対象は17カ国・地域で13~65歳の合計3万2055人。
東京五輪が成功だったと回答した人は、過半数を余裕で超えた。そして新型コロナ禍の中の光、レガシーとしても多くの賛同を得る回答を得ているのだ。
多くの国、そしてその国民が今も苦しんでいる新型コロナ。しかし、東京五輪で施された緻密な感染防止対策を行えば、大規模なイベントを行うことが可能であることを世界に証明した意義は多い。そしてなにより、選手達がもたらしてくれた感動は、新型コロナで苦しんでいる中で勇気をもらったことは間違いない。
高評価が並ぶ東京五輪だが、国際オリンピック委員会も東京五輪の歴史的な意義について見解を表明している。
歴史の分岐点と評価される東京五輪
多くの感動を生んだ東京五輪。その評価は高いが、調査はどれも回答者の主観によるものだ。客観的なデータはどうなのか気になるが、客観的なデータを分析してみても、歴史に残る大成功だったことが判明した。
国際オリンピック委員会(IOC)は8日、東京五輪のテレビとデジタルプラットフォームでの合計視聴者数が全世界で30億5000万人に上ったと発表した。
五輪放送パートナーのデジタル放送は280億回視聴され、これは2016年リオデジャネイロ五輪と比べて139%増加したという。
アプリやSNSなど、より多くの方法で視聴できるようになり、「五輪放送の歴史の分岐点となった」としている。東京五輪のウェブサイトとアプリにはリオ五輪の3倍以上となる計1億9600万人が訪れた。
国際オリンピック委員会に「歴史の分岐点」と言わしめた東京五輪。視聴回数でもリオデジャネイロ五輪を大きく上回り、ウェブサイト等にはリオデジャネイロ五輪の3倍もの人が訪れたというのだから大成功以外の評価はあり得ない。
高評価されている東京五輪だが、我国のメディアにとっては不都合なのか、報道される機会が少ない。メディアは自身の感覚と一般の感覚がズレていることに気が付くべきだ。
メディアは苦虫を嚙み潰したような気分かもしれないが、東京五輪が大成功だったことは疑いの余地はない。