悲報！キャリア官僚の志願者、またもや大激減で過去最低を大更新！！なのに人事院は「やりがいを持たせたい」と珍対策！！原因は政治とメディアによる官僚いじめと給料に低さでは？？？
我国のエリート官僚である、キャリア官僚。本来なら就職の花形のはずなのだが、何と、だ、その志望者が今年も大激減し、過去最低数を大更新したのである！！
これに対し、人事院は「やりがいを持たせたい」と珍対策を打ち出す始末だ。わかってるのか？
原因は政治とメディアによる官僚いじめではないのか？？？しっかりと仕事に見合った給料に増やし、意味不明な仕事から解放することをやるべきであろう。
悲報！キャリア官僚の志願者、またもや大激減し、過去最低を大更新！！なのに人事院は「やりがいを持たせたい」と珍対策！！原因は政治とメディアによる官僚いじめでは？？？そして給料の低さだ！！！
TBSは、１２月１０日、我国の明日を担うキャリア官僚の志願者が今年も減容したと報じた！！！
いわゆるキャリア官僚をめざし、国家公務員試験に挑んだ人が5年連続で減少し、今年も過去最低を更新しました。
これは悲報でしかない！我国の中央官庁を担うべきキャリア官僚の応募者が５年連続で減少し、しかも過去最低だと言うのである。今や誰もやりたがらない仕事になりつつあるのだ。
しかも、だ。人事院の対策は、「やりがいを持たせたい」と言う珍対策だったのである。全くわかっていない。
キャリア官僚の志願者が年々減少している現状について、人事院は「長時間労働の是正と若手職員に仕事のやりがいを持たせることなど、各省庁と連携し改善していきたい」としています。
長時間労働の是正は正しいが、「仕事のやりがいを持たせる」等とは論外であろう。やりがいはある仕事だが、現状では搾取されてるのだ。
しかし、だ。根本的には人事院を責めるべきではないだろう。
これは与野党両方の政治家の責任だ。そして我々国民も反省が必要だ。
ようやく泉新代表が見直し検討を始めたが、これまでの野党合同ヒアリングが「官僚つるし上げ」のイメージに一役買っていたのは間違いないだろう。また、国会答弁の質問通告の遅れは度々問題になっていることも良く知られている。
官僚は多忙であるが、その主因の一つが「国会答弁の作成」だといわれている。議員が政府に質問を通告してから官僚が答弁案を作り、それを答弁者たる大臣等に説明するわけだが、質問通告が質問の前日夜になると、官僚の作業が深夜に及ぶのみならず、「誰が作業を担当するのか不明なので、帰ってよいと言われるまで、官僚は全員職場に残っていろ」といった事態に陥る。
質問通告とは、議員が事前に政府に質問内容を通知する慣習的制度である。与野党は、2日前の正午までに通告するように申し合わせているが、それが守られていないのが実態のようだ。
しかし、だ。こうした官僚の悲惨な状況を政治もメディアも放置してきたのである。
おまけに、だ。一部の国民やメディアは、給料が高すぎると批判してきた。本当に高いか？民間企業の給料が安すぎるだけだ。しかもこれだけ重労働であることからすると安すぎるくらいだろう。天下りも批判した。こんなのでは、官僚になるメリットはあるのか？これが一番の原因であろう。
高い給料を払わなければ良い人材が来る訳がない。先日の記事でも紹介した、安くてうまい食事を絶賛する文化が、低賃金社会を生み出したのと同じだ。滅私奉公等ありえないのである。官僚の給料が高いと言う前に、民間企業の社長にもっとちゃんと給料を払えとメディアは主張すべきだろう。
もちろん、悪い官僚もいるだろう。その場合は、その人間を罰すればよいことだ。何故、真面目に働く官僚の給料を下げようとするのか。公務員も民間も給料を上げるべきなのである。
公務員が高給なのではなく、我々の給料が安すぎるだけなのである。人事院も政治や国会の無為無策、そして官僚たたきの風潮に原因があることをもっとはっきりと言うべきである。そして我々国民も反省しないといけない。官僚の給料が高いのではない。我々の給料が安いだけだ。批判するべき相手は、企業の経営者である。