立民・泉代表が国民民主との連立政権構想に意欲 共産党との関係は?




立憲民主党の泉代表が国民民主党との連立政権構想に意欲を示しているようだ。

立憲民主党の泉健太代表は15日のラジオ日本番組で、国民民主党との連立政権構想に意欲を示した。両党は旧民主党の流れをくみ、自民党の派閥に比べ距離は近いと説明し「連立を組むとすれば、一緒にできるのではないか。思いが一致していけばいい」と述べた。将来的な合流については「お互いにそうならなければならない」と語った。

日本維新の会との連携に関しては、現時点で考えていないと言及。「国民民主との連携を模索しながら『そこからさらに』という話で出てくるかもしれない」と話した。

https://www.sankei.com/article/20211215-IQFRVDRW5ZLJ3PKH57LUSVWLYE/

「思いが一致していけばいい」というが、想いは一致するのだろうか?少し野党の状況をまとめてみよう。

泉代表は共産党との「限定的な閣外協力」について「総選挙に向けて交わしたもの。現時点で何かが存在しているとは考えていない」と、白紙であることを示唆している。(参考

だが、共産党の志位委員長は「日本共産党と立憲民主党との政権協力の合意というものは個人と個人で結んだものではない。これは公党間の合意だ。国民に対する公約だ、ですから我が党としてはこれを誠実に順守していきたいし、立憲民主党さんにもぜひそういう立場で対応してもらいたい」と関係は継続している認識を示している。(参考

一方で、泉代表からラブコールをもらった国民民主党の玉木代表だが、連合の芳野会長との会談で「共産党とは安全保障などの基本政策が異なり一線を画すべき」との認識で一致したという。(参考

維新の会の松井代表は来夏の参院選で維新と国民民主党が支援し合う可能性に「法律提案などで考え方が重なり合うところが増えてくれば、積極的支援とか消極的支援とかあるが、考え方が重なり合っているのに戦う必要はないという判断はあり得るかもしれない」と語っていた。(参考)玉木代表も衆院選後に「国会で大きな力になる。政策の一致する範囲で協力できるところはぜひ取り組みたい」と維新との協力関係に意欲を示していた。(参考

立憲民主党が共産党との関係を断ち切らない限り国民民主党との連立政権構想などありえないということだ。客観的に見ていると、泉代表は衆院選で共産党との共闘が失敗したから今度は国民民主党にすり寄ろうとしているとしか見えない。

確かに泉代表は国民民主離党組で、枝野路線よりも国民民主党に近いかもしれない。しかし、国民民主党の玉木代表は「改革中道を貫きたい」と語っていて、維新の会と共に、政府与党に「是々非々」で対峙する現実路線の野党として、国会運営で連携していく方針を示している。もし、立憲民主党が国民民主党と連立政権構想を組みたいのならば国民民主党と維新の会の仲間に入るしかないが、おそらく無理だろう。







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