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メディア「アメリカが岸田総理に疑念を抱く」 → 岸田総理の外交姿勢を見れば対中強硬を明らかでは??

バイデン政権が外交的ボイコットを表明して以降、我国でも外交的ボイコットに対しての関心が高まっている。しかし、だ。不思議なことに東京五輪の中止を強硬に主張していた人達からは、なぜか今回は声高に外交的ボイコットを主張はない。

岸田総理が自ら判断すると語った外交的ボイコット。表明しない岸田総理の姿勢を見て、「親中」との疑念が産経新聞で報じられている。だが、岸田総理のこれまでの姿勢を見れば、「親中」とは真逆の対中強硬姿勢が目立っている。

仮に岸田総理が親中ならば、これまでの外交姿勢と整合性が取れない。近視眼的な目線ではなく俯瞰的に岸田総理の外交姿勢をみるべきだ。

アメリカ・中国が気になる我国の対応!

岸田総理は言うまでもなく、長年外相を務めてきた。そして困難な課題に見事なまでに対処してきた。オバマ大統領の広島訪問、そして元慰安婦問題の日韓合意等だ。

その岸田総理が今度は、北京五輪の外交的ボイコットの判断を下そうとしている。その岸田総理の判断が気になってしょうがないのがアメリカと中国だ。

まず、バイデン政権主催で、オンライン形式で9、10日に行われた「民主主義サミット」だ。バイデン大統領はここに、日本をはじめ世界111の国・地域の首脳を招待し、台湾や沖縄県・尖閣諸島などを視野に軍事的覇権拡大を続ける中国と、ウクライナ侵攻を画策するロシアに対して、民主主義陣営が敢然と対決姿勢を表明するつもりだった。中国は半狂乱だった。どうなったか。

失敗だ。バイデン氏にとって屈辱だ。共同声明も出せなかった。米国は、日本がサミット前に『外交的ボイコット』を表明すれば、サミットの流れは決まると期待していた。米中ともに『日本がすべてのカギだ』と、すさまじい工作を行っていた。岸田首相は決断せず、サミットでも『中国』という言葉を出さなかった。中国は大喜びだ。米国は、岸田政権を疑っている」
(略)

(出典 首相官邸インスタグラム)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引用元 「外交的ボイコット」決断先送り、岸田首相の2大疑惑 「バイデン氏は屈辱…」習中国と密約?揺らぐ日米同盟 米が問題視する“岸潰し”

この情報が正しいなら、アメリカと中国が我国の動向を気にしていることになる。つまり岸田総理は、外交的なカードを温存していることに他ならない。

仮にバイデン政権が発表した直後に我国も外交的ボイコットを表明していたら、我国の外交の主体性自体が失われかねない。外交経験豊富な岸田総理は、タイミングを計っているのだ。

岸田総理の所信表明演説に疑問?

主導権を握ろうとしている岸田外交。しかし、だ。アメリカには岸田総理の所信表明演説に疑念を持っている人達がいるというのだ。

「米国は、岸田首相が6日に行った所信表明演説も問題視している。岸信夫防衛相は事前に『台湾問題は、日本の安全保障にとって最重要だ。国際社会の関心も高い。日本政府の姿勢を国民に所信表明演説で伝えるべきだ』と申し入れた。これを岸田首相は無視した。『親米対中強硬派の高市潰し』に続く、『米国が信頼する対中強硬派の岸潰し』の疑惑がある」

引用元 「外交的ボイコット」決断先送り、岸田首相の2大疑惑 「バイデン氏は屈辱…」習中国と密約?揺らぐ日米同盟 米が問題視する“岸潰し”

岸田内閣内の亀裂を強調したかったのかもしれないが、岸田内閣の外相、林外相もG7で我国の中国に対しての姿勢を明確に示している。

昨日は、午前中のセッションの冒頭から中国が議題になりました。私(大臣)から、東シナ海、南シナ海における一方的な現状変更の試みの継続、強化への深刻な懸念と反対、香港情勢および新疆の人権状況の深刻な懸念、台湾海峡の平和と安定の重要性、経済的威圧などについて提起をし、日本として、中国とは主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めつつ、対話を続け、共通の課題については協力する、こういう建設的かつ安定的な関係の構築を目指している旨述べました。G7各国からも様々な論点について、懸念の表明を含む発言がございました。

(出典 外務省)

 

 

 

 

 

引用元 林外務大臣臨時会見記録

林外相は、G7で我国の立場を明確に示したのだ。所信表明演説で触れていなかろうが、我国の台湾に対しての姿勢に一点の曇りもないのだ。

岸田総理が外交的ボイコットを表明しないことで、要らぬ誤解が生じている。岸田総理が度々口にしている普遍的価値観と中国が相容れないのは明々白々。

外交的ボイコットのタイミングを計り、外交的主導権を握ろうとしている岸田総理。その手腕に注目だ。

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