• HOME
  • 与党 , 政治ニュース
  • 【改憲議論】自民・茂木幹事長、「改正を前提とした審議はしない」という意見に対し「国会の役割を果たしているか」

【改憲議論】自民・茂木幹事長、「改正を前提とした審議はしない」という意見に対し「国会の役割を果たしているか」




自民党の茂木敏充幹事長が改憲議論に対し「憲法改正ありきであってはならない」と訴える立憲民主党に対して「国会の役割を果たしているかというとノーということになってしまう」と言及した。

 自民党の茂木敏充幹事長は19日、三重県四日市市内で講演し、憲法改正論議に関し、立憲民主党などを念頭に「一部には改正を前提とした審議はしないという意見もある。聞きようによっては、議論のための議論だけだったらやってもいい。何なんですかという話だ」と述べた。その上で「国会の役割を果たしているかというとノーということになってしまう」とけん制した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121900284&

憲法審査会の自由討論では消極的な立憲民主党に対して自民、公明、維新、国民が質問の集中砲火を浴びせていた。(参考

「憲法改正ありきであってはならない」「安倍4項目ありきの議論に反対」と、立憲民主党は訴えているようだが、茂木幹事長が指摘しているように、議論のための議論だったら何の意味もない。「憲法改正ありき」とまでは言わないが、憲法改正を前提として、どの項目を変えてどの項目を残すのかを議論しなくては全然前に進まない。議論したうえで憲法改正が必要ないという判断ならばそれはそれでしっかり国民に経緯を説明し納得してもらうしかない。逆もしかりだ。

また、「安倍4項目ありきの議論に反対」と言うのなら、具体的にどの部分が反対でどのようにしたら賛成してもいいという議論をしない限り、子供が駄々をこねているようなものだ。

「国会の役割を果たしているかというとノーということになってしまう」と茂木幹事長は述べているがその通りだろう。

憲法改正するにしても、それを決めるのは政治家ではない。あくまでも国民だ。







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!