メディア「帰国したら水際対策で壮絶ないじめを受けたゾォ!」 → 今、オミクロン株の脅威に晒されていること理解していないの??ただのクレームでは???
岸田総理が英断を下した水際対策。我国への新規の外国人の入国は制限が課されている。そして国交省が航空会社に予約の停止を要請したこともあったが、日本人の帰国に支障が出る等の意見によってすぐに撤回された。こうした修正対応も素晴らしい。
国交省の要請が撤回された今、当然、外国にいた日本人が帰国している訳だが、現代ビジネスが水際対策を「壮絶ないじめ」とする記事を配信した。
水際対策の不備等を批判しているなら理解はできる。しかし、だ。内容を確認してみると当該記事は、ただの記者のクレームに過ぎない内容だった。
新型コロナの感染拡大が落ち着き、今はオミクロン株の脅威に最大限の警戒を払っている。箸にも棒にも掛からぬ記事を配信する現代ビジネスの姿勢は理解できない。
岸田総理、水際強化を延長!!
オミクロン株の脅威に即座に対応したのが岸田総理だ。批判は甘んじて受けると言い、新規の外国人の入国を原則停止した。
その措置だが、11月30日に表明された際には「当面1か月」としたが、来年1月末まで延長する方針を表明した。
岸田文雄首相は18日、新型コロナウイルス対策の水際強化措置について、年末までの期限を延長する方針を表明した。東京都内で記者団に「少なくとも年末年始の状況はしっかり見極めた上で、その先について考えるべきだ」と述べた。新たな変異株「オミクロン株」の国内感染が相次ぐ中、解除は時期尚早と判断した。
期限前に延長を表明した岸田総理。この姿勢には我国の国民は誰一人として批判の声を上げないはずだ。
そんな岸田総理が水際対策を重視する中、現代ビジネスは理解に苦しむ記事を配信している。
水際対策で壮絶ないじめを体験したと誇張する現代ビジネス
現代ビジネスの記者が、海外から帰国し、我国の水際対策について執筆している。しかし、水際対策の内容について記しているというより、ただのクレームに近いものだった。
新型コロナの防疫対策は、どう見ても無駄が多すぎる。広大な空港内を延々と歩きまくらねばならず、PCR検査を受けるまでに七つか八つの窓口で手続きがあった。12月現在、海外からの受け入れは1日3,500人程度に絞っているようだ。ならば動線をもっと短くしてもいいように思う。誰もいない通路をひたすら歩かされ、受付窓口にたどり着くまでに大汗をかいて疲弊する。
窓口が変わるたび「どこの国からお越しですか」「14日以内にほかの国には行っていませんか」と同じ質問を繰り返され、その都度同じ答えを返さなければならない。「紙」に「赤ペン」でチェックを入れ、「済」のハンコを押すという昭和アナログスタイルは健在だ。「韓国」ではなく「KOREA」とか「KR」とか略称にすれば作業を簡略化できるのに、スタッフが手書きで「韓国」と書くから、そのたびに無駄な時間が積み上がっていく。
通常の入国審査より時間がかかっていることに不満があるのだろうが、今、どういう事態なのか理解しているのか???しかも何回も質問されているのが、嘘ついていないかの確認だと分からないのか???
更にだ、接触確認アプリ等のインストールを入国の際に求められたのだが、記者のスマホが古い機種だった為、インストールすることができず、レンタルする羽目になったと文句を言っている。(参考)
水際対策が強化されている中での帰国ということは理解していたはずではないのか。レンタル費がかかり、接触確認アプリの開発費にも言及し「ポンコツアプリ」とまで言う始末だ。(参考)
水際対策の不備を言及している記事なら一読に値する。しかし、だ。ただただクレームを言っているような記事に記事としての価値があるとは全く思えない。
現代ビジネスが少しでも報道機関としての自覚があるなら、次からは読むに値する記事をお願いしたい。