岸田総理、憲法改正へ強い意欲!!自民党の憲法改正実現本部の総会に岸田総理が異例の出席!
岸田総理の本気度が増している憲法改正。自民党本部に設置されていた「憲法改正推進本部」だが、名称が「憲法改正実現本部」に改められた。
その憲法改正実現本部は12月上旬に幹部の初会合を開き、安倍元総理や麻生副総裁らが参加した。臨時国会の所信表明演説で岸田総理は憲法改正についても言及している。組織改編、そして所信表明演説を見れば岸田総理が憲法改正にかける熱意が伝わってくる。
その岸田総理が、憲法改正実現本部の総会に総理、総裁として異例の出席をし、国民的議論を起こすよう指示したのだ。
憲法審査会も動き出した中、岸田総理の手で憲法改正を実現してもらいたい。
12月上旬に開催された自民党の憲法改正実現本部
岸田総理が憲法改正推進本部から憲法改正実現本部に改称して、憲法改正に向けた熱意を示した。その憲法改正実現本部の幹部らの初会合が12月上旬に開催された。
「憲法改正推進本部」から名称を改めた「憲法改正実現本部」は7日午後、本部長を務める古屋元国家公安委員長のほか、安倍元総理大臣や麻生副総裁らも出席して初会合を開きました。
会合では今後の活動方針について協議し、憲法改正の実現に向けた取り組みをさらに強化することや、国民の幅広い理解を得るため、全国各地で必要性について丁寧に説明していくことなどを確認しました。
そして実現本部の中に「憲法改正・国民運動委員会」を設置し、全国遊説や対話集会などの活動を精力的に進めていくことになりました。
安倍元総理も参加した憲法改正実現本部の幹部らによる初会合。憲法改正にむけて丁寧な説明をしていくことや、本部内に委員会を設置することなど、具体的な国民が参加しやすい環境の整備を進める予定だ。
その憲法改正実現本部だが、21日に開催された会合では異例の展開を見せたのだ。
憲法改正実現本部の会合に岸田総理が異例の参加!!
安倍元総理も参加する憲法改正実現本部の会合。所掌事務が憲法改正となれば、重鎮が参加するのは当然かもしれない。
しかし、この憲法改正実現本部は、従前の憲法改正推進本部とは様相を異にするのだ。21日に開催された会合では、なんと岸田総理が自ら参加したのだ。
岸田文雄首相は21日、自民党本部で開かれた党憲法改正実現本部(古屋圭司本部長)会合に出席し、「党の総力を結集し、改憲を実現するとの思いだ。結果を出すよう、実現本部を大いに前進させてほしい」と訴えた。前身の党改憲推進本部を含め首相出席は異例だ。
緊急事態条項新設や9条への自衛隊明記を含む党改憲案4項目について「極めて現代的な課題だ。早急に実現しなければならない内容と信じている」と強調した。改憲実現に向け「国会での議論と国民の理解が車の両輪になる」とも語った。
会合には、麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長ら党執行部のほか、安倍晋三元首相らが出席した。
引用元 首相「改憲へ党の総力結集」
総理大臣が自ら参加するのは極めて異例のことだ。岸田総理が憲法改正を実現に本気なことの証左だ。
幹部らの初会合でも上がった憲法改正への国民の理解を岸田総理は改めて指示した。憲法改正は主権者たる国民の理解が必要不可欠であることは言うまでもない。国民の理解があってこそ憲法改正への機運、そしてその先に改正実現があることを岸田総理は百も承知だ。
臨時国会では長年停滞していた憲法審査会がようやく動き出した。つまり、ようやく国会で議論できる環境が整いつつあるのだ。
この機会を逸することなく、国民の理解、そして国民的議論を経て岸田総理の手で憲法改正を実現してもらいたい。